2月20日
ここまで連日の編集は
さすがにしんどいを通り越して
精神不安に襲われる。
何が正解で何が不正解か？
そのいちいちに答えを出していかないとならない。
もちろん、間違いだって山ほど出す。
でも、間違え時にすぐさま訂正を出し
正しい道へと導き出すのも仕事だ。
で、また、そこで
何が正しくて、何が正しくないのか？って問題になる。
常にだ。
いちいちだ。
極端に言えば
昼飯に何を食べるかってことだ。
脂っこくない物が良いのに
魚じゃ嫌なんだ。
ガツンと食べたい時もある。
でも、油で揚げたのは嫌。
ま、そんなことと似たようなことが
編集していて一秒一秒、一フレ一フレ、
なんだか重たいのがのしかかってくる。
ちょうど、ここの制作会社の社長が
ふらりと編集室に顔を出してきて
ちょうどそんな話しとかをした。
助監督の頃は
今から考えれば体力的には
辛かったこともあったけど
今の方が百万倍大変。
決める、確定するということが
ここまで大変であることが
あの時は理解していたようで
理解しきれていなかったのだ。
でも、戻りたいなんてことは
一切思わない。
楽だから戻りたいなんて微塵もない。
最終的な手柄は
全部、自分が持っていくのだから。
で、同時に、全てのミスも
全部自分のせいなのだ。
だから、面白い。
だから、しんどい。
じゃ！
