2月21日
事態は徐々に終息に向かい
そして、新たな大惨事が始まる。
いよいよ、とあるVPも
大詰めの編集となった。
大きな悶着のあったCGも
最高の仕上がりで顔を出し
これなら誰が見ても驚くはずと
しずしずとタイムラインにCGを入れ込む。
そして、裏でひそかに控えしVPの
修正台本が夕方に届いた。
修正台本というよりも
全く違う台本と言えるほどに
ほぼ、僕が書いた文章が無い。
ある程度は予想していたが
ここまでとは思わなんだ。
いや、驚愕を通りこして、
逆に安堵の領域である。
なぜなら、ここまで本気で台本を修正してくるという
クライアント自身の意気込みは
この台本を見れば一目瞭然であり、
また、修正内容もネガティブが入ったものではなく
ポジティブから入った修正であることが伺えるからだ。
つまり、お任せします！というモードではなく
言われた通りにやれ！というモードでもなく
一緒にうまくやっていきましょう！という思いが
よく伝わる台本なのだ。
いや、ここまでしっかりした
台本を書いてくるクライアントもすごい。
多少の手直しは必要ではあるが
ほぼ、そのまま撮影に挑めるほどに完成度が高い。
さすがにスケジュールが無い状況で
互いの尻に火が着いたと言わざるを得ない。
色々な意味で好スタートと言える。
そして、また、こちらの準備とあちらの仕上げが
まるっきり重なった状況で
あちらの編集MAをしたと思えば、
こちらの打ち合わせをしつつ
終ったと思えばすぐに撮影に入る。
まあ、忙しいことは良いことだ。
しかし、心配事も多い。
仕事のことじゃなくてね。
知り合いに先日
その位の年齢になれば
それはほぼ当たり前の状況でもあって
逆にこれからの方がもっと色々な心配事は増える。と。
今年で36歳になってしまうが
まあ、そういう年齢だということだろう。
自分はまだまだ若手だとか思っても言っても
その他周りの人間にはまるっきり関係の無いことで
時間はほっておいても
1秒、1秒と僕らから残り時間を奪う。
時間に抗い闘うしか無い。
勝ち目も無い。
でも、そうすることしか出来ない。
仕事という 事態 は
終息に向かうものと惨事に発展するものがある。
極私的な 事態 は
今後、全てが 惨事 という
一人で背負いきれないほどの重圧や悲しみ
きっとくじけてしまうであろう 惨事 事態
逃げ道は無い。
しかし、それはまた、ほぼ誰もが通る道であり
こちらの意とは全く違う次元で
襲い掛かってくる。
でも、まだ、それを知っている、理解しているだけ
覚悟もできるというものか…
でも、覚悟なんて高等なことを
一体全体誰が出来るというのだろうか？
じゃ！
PS もう、皆さん見ていただいてるかもしれませんが
とある企業さんのHPですが、
最近、ふと覗いてみたら
TVCMのコンテンツなどが増えていました。
http://www.ur-net.go.jp/nagomilife/kaeru/
僕とどんな関係があるかは秘密です。
じゃ！
