新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

母の死

母が亡くなって約3週間ほど経った。
正直、全く癒えてないというか
まだまだ不意に母の面影がよぎる
面影ならまだいい、
声が聞こえてくる。

最後の直接の会話は電話だった。
最後の連絡はLINEだった。

後悔は先に立たないと先日書いたし
実は後悔は先にわかっていたとも書いた。

こんな結果だとは全く考えても思ってもいなかったけど
いつか母は自分より先に亡くなるものだとは認識していた。
それが、こないだだっただけだ。

ただ、少し事情が特殊で
もしかすると通常よりも『後悔』の度合いが強いかもしれない。
走り出したくなるほど強く後悔してるし
叫びたくなるほど泣きたくもなる。
ずっと母の声が聞こえるし
その言葉にとらわれてもいる。

ああ、どうして、もっと、、、って考えてしまう。

もう、無理だけど。

だから後悔してる。

後悔するのはずっと後だと思ってたんだけどね。
案外早かった、すぐきた。
笑えないよ。

かあちゃん、ごめんね。

もっと一緒にいればよかったよね。

憎まれ口叩いたまま
あの言葉が耳に残ったままです。

きっと、これが罰なのかな
私が背負っていく罪なのかな。

だとするなら、背負っていくね。
ずっとずっと一生涯後悔し続けていくね。
決して軽くないけどさ

しょうがないよ。

もう謝っても声は届かないし、骨だもん。

骨にいくら謝ってもさ
骨だからなー

だから、背負うことに決めました。

年内に綺麗さっぱりと
多くの繋がりやしがらみを整理しますね。

かあちゃんやじいちゃん、ばあちゃんが暮らしたあの団地も
年内に引き払う方向で動いてます。
役所にも今月行ってきます。
結構たいへんです。

自分勝手だよ、かあちゃんはさ。
じいちゃんやばあちゃん、あんちゃんと
同じところに行けると思った?

たぶん行けないよ。

しょうがないよね。

つーかさ、天国も地獄もない。
みんな、誰かの記憶の中で生きてる、
それだけ。

じゃ。