新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

流るる血、熱き血。

8月20日

考えてみればひどい話しだ。

僕らには選択の余地がなく、

その非人道的なやり口は

どんな人間をもどん底に引き落とす。

選べる選択肢があったっけ、

そう、戦うこと と 逃げること の二つ。

プライドを取り戦うか、

生活を取り逃げるか、

こんな選択を迫る奴らには

ほとほと嫌気が差す。

しかし、思い知るのだ。

我々を敵に回したことを。

思い知らせてやる。

いや、正攻法でね。

続きは読んではいけない。

一つの方法を選択するとなると

それは個人対企業という構図になる。

ああ、そんな映画あったなって構図だ。

それをやる。

全面的に戦う気が無ければいけない。

こちらが本気でなければ意味がない。

そうしなければ、捻りつぶされるかもしれない。

消されるかもしれない。

そして、今日、

関係各部署から連絡が集まった。

長谷巌一郎の決定に習う、従う、

がんばって欲しい。

なんだこれは?

この妙な気持ちは何だ?

期待?プレッシャー?

悪い言い方をすればだね、

面倒事を押し付けた、任せた感じだ。

しかし、良い言い方をすれば

全面的な信用を得た、全幅の信頼を得たと言える。

いや、言えるじゃなくて言おう。

言ってくれ。

誰か俺の背中を押してくれ!!!

正直泣きそうなほどの

重圧を感じているんだよ、

逃げることばかり考えて、

皆の期待のために戦う決意を固め

固めた決意がすぐに緩んでしまって、

また、電話やメールが入って、

決意が固まって…

夜になって、寂しくなって、悲しくなって

嫌になって、眠くなって、熱くなって、寒くなって…

事情を詳しく話したい、

でも、それは今、しない、するべきじゃない。

俺は約束は守るのだ。

でも、負けても良いから戦え!と言って欲しい…

正直そう思う、自信が無いわけじゃない、

正義は我らにあると信じているし、あるんだ実際。

人質を取って交渉してくるなんて方法が

許されるはずがないんだ!

俺の息子と娘は

まだ、俺のことを元戦隊か

ライダーかと思ってくれているだろうか?

まあ、そんなことはどーでも良い

ヒーローなら負けるはずがない。

そうだ、

本物のギャンブラーってのは負けないらしい

それは、勝つ戦いにしか賭けないから、

戦いに勝つために賭けるからである。

これは血か。

血だな。

俺に流るる血。

じゃ!