新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

発表会の日1

12月5日
今日は息子の幼稚園で
発表会がある。

ここ1ヶ月くらいかけて
練習してきた劇(劇あそびとか言うらしい)だ。
自宅用の台本には
奥さんが息子の台詞の部分を
ラインマーカーで色を付けた。

劇は ネズミの嫁入り。

ネズミの家族が自分の娘を
世界で一番偉い者に嫁がせようとして
太陽、雲、風、壁と順番に
あなたが世界で一番偉い者ですかと聞いていき
結局はネズミが一番偉かったとなる物語だ。

息子の役は 太陽(おひさま)。


「どうして、お日様にしたんだい?」

と聞いたら、もじょもじょと
意味不明なことを言っていたが
奥さんが

「衣装が赤なんだって」

で、全ての合点がいった。
赤は息子がもっとも重要視している色だ。
それは、スーパー戦隊の主人公が赤であるからであり
息子にとっては一番強い色である。

そう、ネズミの嫁入りの主人公ではなく
赤であることを息子は選んだというわけだ。

数日前の総合練習の際に
他のお子さんのお母さんたちが
うちの奥さんに、こう言ったそうだ。

「衣装が赤でよかったねー」

うん、つまりだ。
息子の赤好きは、
すでに幼稚園の中では周知であり
息子が赤を選ぶのは至極当然であり
もし、お日様役が衣装が
赤ではなくてオレンジだったとしたら
全員に”残念だったわねぇ”と
確実に言われていただろう。


で、お日様の登場は
物語の序盤である。
一応、事前に台本を確認しておき
更に、息子に舞台での立ち位置も聞いておく。
前回は、どこに息子がいるのかを
確認するのに若干の時間を必要としたからだ。
まあ、それでも昨年は
ほぼ常に全員が登場するお遊戯的なものだったから
まあ、不備は無かった。

しかし、今回はそうはいかない。
立ち位置もあれば、台詞の順番もある。
さすがに2カメで撮影できる訳が無いので
(デジカメのムービーモードを入れれば2カメではあるが)
事前情報があるか無いかは
非常に重要な問題である。



そして、三脚を立てて良い立ち見席からと
舞台を中央から見られるが三脚はNGの客席からと
ビデオとデジカメで息子の初台詞を撮影した。






いつから舞台に立つことを
恥ずかしいとか緊張したりするのだろうか。
いや、他の子どもの中には
緊張している子どももいたが、
多くの子どもたちは
のびのびと……好き勝手に舞台でやっている。

このまま

「俺、役者になるよ!」

とか言わないと思うが
皆しっかりしていて
見ていてすごいなーって。


今日はとっても上手に出来たから
連荘で銭湯に行った。


明日も頑張れ!


じゃ!