新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

人生初かもしれない。

5月13日
まだまだGW中の
はせげんいちろうでございます。
羨ましいですか?
なら代わってください。


さてさて、

昨日の昭和記念公園が効いたのか
朝、まるで起きられない。
子供は早く寝て、
早く起きたらしいが
母の日なのに奥さんに
早起きさせてしまった。

で、そのまま自堕落な一日を
過ごしそうだったので
急遽、夕方に子供二人を連れて公園へ。
近所にある児童館近くの公園。
少し小さいが手入れもしてあり
砂場なんかもネコの糞尿もないし
ゴミも大して落ちてない。
公園の目の前にマンションがあって
行くとだいたい子供がいて
ポツネンと遊ぶようなことがないのだが、
今日は二人ほど子供がいた。

うちの息子(3歳)よりも下のようす。

だが、多分一番暴れん坊の時期にあたる
2歳であろうと思われる一人の男の子は
うちの子が持ってきた砂場おもちゃセットに
異様な興味と執念を燃やしてしまい…

だいたい、他の子が使いたいなと
やってきた場合は、
貸してやりなと言っており
今回も小さなバケツとシャベルを貸してやった。

だがしかし、その暴れん坊は
何を考えての暴挙なのか
バケツに砂を入れてうちの子に
上からバサーッとやりやがった。
これには、さすがのうちの子もびっくり。
あんまりにも突然の出来事に泣き出す始末。
その子のお母さんも平謝り。
俺はどーってことないので
あー気にしないでと言うのだが
当の本人は泣きじゃくっている。

「砂くらいで泣くな。
 ○○よりも小さい子なんだから許してやりな」

納得した様子ではなかったが
とりあえず、コクンとうなずいた。
ともすると、やり返したりしてしまう
シュチュエーションだが耐えたようだ。
やっぱり3歳になって少し大人になってきた。

と、息子にばかり目をやっていると
今度は娘の方がフラフラと
おぼつかない足取りで公園内を歩く。
目ざとく滑り台とみつけて
上れるはずのない梯子を昇ろうと…
足を踏み外しながらも1段、2段と昇り
ステーンと地面にダイブ。
そして、泣くかと思えば泣かずに
再度階段に喰らいつく。
息子は一人砂場で細々と遊んでいる。

どっちが男の子なんだかわからん。

で、娘を滑り台に乗せてやると
一人で勝手にぴゅーっと滑る。
ほんとに勝手に滑るもんだから
逆にこっちがひやりとする。
よくあるのが、滑り台で滑っている最中に
バランスを崩して後頭部を打つこと。
まだまだ頭の重量が重いので
それが一番怖い。

が、昨日の昭和記念公園でも
そうだったんだが、
なんともバランスを取って
楽しそうに滑る。
すでに頭のバランスは
自分で取れる様子だ。

滑っては、階段を昇り、
滑っては、階段を昇り、

多分、1時間は滑り台で
楽しめそうな勢いだ。
子供はすげー。


夕方からの公園だったので
1時間もすると風も冷たくなり
辺りも暗くなってきた。
素直に家路に着くことに
同意してくれたのだが

今日は母の日だ。

花を買いに行こうじゃないか。
行き道と帰り道で息子に
言うべきセリフをインプット。
ちゃんと言えるかテストしようとしたら

「それは、家に帰ったら言う」

「いや、それだともう本番だよ?
 練習した方がいいって!」

「家に帰って練習する」

「いや、だから、
 家に帰ったら練習にならないよ。
 すぐ本番なんだから」

「大丈夫!」

と、全く練習をしない。
ちゃんと言えるだろうか?
なんだか、テスト無しで本番に行くのが
不安で仕方ない。

職業病?

いや、この息子は
そういうことに関しては不安にさせる。





「ただいまー」

と、帰るなり

「○○くん、ママにお花渡す!」

「あ、いいけどちゃんと言えるかい?」

「言えるよー、ママー!」

テンテンテンと
食事の支度をしているママの元へ。

娘をベビーカーから降ろしたり
クツを脱がしたりしていたら
セリフをちゃんと言ったかどうかの
確認ができなかった。
それに貰った奥さんの表情も…





一人っ子のせいか
男っていう生物であるからなのか
『母の日』に何かを
プレゼントしたりした記憶がまるでない。
幼稚園の頃にあったのかもしれないが、
その記憶はまるでないので
俺の記憶の中では
今日が母の日にプレゼントする
人生最初の日でもあった。

どうしてか、
こういった記念日的な日って
すぐに忘却の彼方なんだよね。
すいません。

って、謝っても仕方ないんだけども。


で、奥さんに聞いたら
無事にセリフは言えたようで
多少タイミングは悪かったが
しっかりとママに感謝の言葉を
言えたようだ。
それに、幼稚園で描いてきた
ママの似顔絵もなかなかの出来だ。


本来ならもっと趣向を凝らして
奥さんを感動で泣かすような
演出をしなければならないのだが…
それが今の今まで出来たためしがない。

申し訳ない。






さて、色々あって大変なのだ。
方々に電話をしなければならないのだが
電話をするという行為が
俺は非常に嫌いである。
そもそも、電話というのは
相手が見えないし、伴い表情が見えない。
声だけで相手の感情を
推し量らなければならないが
かなり億劫なのである。
また、電話だと
言いたいことを半分も言えないうちに
切ってしまうことも多く、
切ってから言えなかったことの
ストレスがまた嫌。

確かに、携帯電話を10年以上も使い
仕事に遊びになくてはならない道具であるが
やはり電話は嫌い。

だから、ついついメールで
ことを済まそうとしてしまう。
メールだとある意味
一方的に自分の意見を突きつけることができるし
相手がいることを想定して書きはするが
描いている最中は相手がいないので
相手の感情や言動に振り回されずに
言いたいことを書ける。
じっくり時間をかけて言い回しを
考えることもできるし…

そういう訳で電話は嫌い。

できればメールやFAXなどの
紙やデータ媒体でやりとりしたい。
ログも残るし言った言わないがないのも
素敵だと思う。



よく仕事の電話よ来いと書くが
実は内心では仕事依頼のメールよ来い!

なのである。





俺のような人間が多いのなら
通話機能の無い携帯電話なんてのが
登場するかもしれないな。


いや、通話しないのなら電話じゃないか…





あ、それって電子手帳か?






じゃ!