新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

パパ帰宅、子供たち就寝中。

12月16日
夜、福岡空港スカイマーク最終便。
チェックイン時でいきなり出発時刻の変更。
30分の遅れ。

は?なんだよそれ。

21:15発福岡便。
ただでさえ羽田に着いたら
23時を過ぎるというのに
21:40発なんで、帰京は何時になってしまうのだ。
怒ったところで、なんの解決もしないし
怒るだけ気力の無駄遣いなんだが
ただ、溜息だけが出る。
しかも、最終便の時刻が伸びても
時間つぶしに入った喫茶店の
営業時間は延びたりなんかしない。
それも当たり前だが、溜息もんだ。
そもそも、1日の遅れをワリを
最終便が食うというスタイルが
気に食わないじゃないか。

今は21世紀だぜ、なんとかしようよ。

みやげ物屋が閉まっていて
何も買えなかったりしたら
暴れていたとスーパー制作部Fさんが
帰りの車の中で言っていた。

確かに。



で、東京で演出部の打ち合わせをする予定でいたが
羽田に着いたのが23時30分近く
都内のターミナル駅近辺で24時過ぎ。
すでに打ち合わせとか言っている時間ではない。
そもそも、今日の帰りにあわせて
打ち合わせをしたがっていたM木自身が
電話をしたら寝ていたという事実。
その衝撃的事実。
呼び出しておいて寝るという事実。
見上げた根性である。
肝が座ってきたなと思う。

さて、帰宅すると当然のように
自宅は真っ暗であり
子供たちは寝ている。
スースー言っている。

いや、まだ見ていないから
スースー言っているかどーかは不明。
だって、帰宅してすぐ風呂に入り
明日、VPのロケハンがあるし
その前に台本をUPしないとならないしで
帰宅して休むどころか
バリバリに仕事。
もうすぐ3時だってのに、
今だにパソコンの前にいる。
台本印刷したりしてる。
日記書いたりもしてる。





さて、一昨日、昨日と
映画「Watch with me 卒業写真」
冬篇の先行ロケハンをしてきたわけだが、
ほんの数ヶ月前に見た夏の久留米と
今回の冬の久留米とは
やっぱり、当然だが、違った。
あの草野の柿木畑も、田園も、山も、
青々としていた木々が枯れ
そよそよとしてた風は冷たく痛く、
同じ土地を季節をまたいで
ロケハンするのは実に楽しいことである。
どんな事にも人にも
側面があって、その側面を見る、知ることは
楽しいことだし、また、辛いことでもある。
特に人間の見ない方が良かった的側面は…

ま、今回はそんな側面は見ることなく。
色々な話しはあるにせよ。

で、これから撮影スケジュールを
建てる作業に入るわけだが、
実を言うと細かいことにメスが入っていない。
もう少し念入りに考えないと
後々大変なことになってしまうので
すぐにはスケジュールを作らないつもりである。



ぐらいで映画に関しての話しは終わり。
蓋が開くまでは、あまり書かない方針でいきます。





明日から暫くは企業VPの作業に没頭します。
ロケハンも俳優部顔合わせも明日にあり
風雲急を告げる勢いで制作に入らないとならない。
そう、年内中に撮影終了までいき
年明け早々に試写して、仕上げして。
1月のかなり早い段階で完成させないとならない。
また、そうしないと、映画にも間に合わないし。

一体全体、誰が
こんなスケジュールを考えたんだと言いたい。
いや、知ってるんだけど言えない。


もう少し強くならないといけない。
誰にでもたてつくことができる強さ。
文句や苦情を跳ね除ける強さ。
そんなことは知らんと言い切れる強さ。

でも、それは強いということかどうかの疑問。





頑張るという当たり前で
何の効果も期待できない言葉しか出てこないが

皆さん、頑張りましょう。







じゃ!