新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

サンタ現る。

12月24日

クリスマスイブのイブが

イブニングのイブらしい。

正確には24日のイブニング(夕方)から

クリスマスが始まるんだと。

つまり、イブは前の日とかそういう意味は無い。

で、そんなこととは関係なく

先日トイザラスで買ったおもちゃを

奥さんが息子の枕元にセットする。

まだ、2歳に満たない息子。

もちろんサンタの存在や

意味なんてわかりようがない。

でも、包み紙を開ける喜びは覚えたようで

宅配便や手紙などくると必ず

「開けるぅ?」

と聞いてくる。

開けていいよと言ってやると

バリバリと紙を破いて

破いた紙をいちいち

「これゴミィ、ポイするぅ?」

細切れの紙くずを

何度も何度も持ってくる。

まあ、どんな親であれ

自分の子供の喜ぶ顔は

最高のプレゼントであり

俺も期待せずにはいられない。

後、数年もしたら

「サンタなんていねーよ! ペッ!」

とやられてしまう訳だから

本当に数回の楽しみしかない。

この機会を逃してなるものかと。

もう、すでに息子は就寝している。

俺も手元にデジカメをスタンバイさせて寝る。

うちにはビデオカメラなんてないから

デジカメのムービーモードで撮影するつもり。

ま、デジカメのムービーモードってのも

案外馬鹿にできないクオリティで

自宅のパソコンで見る分には

抵抗がないというか

かなり鮮明な画像だと思う。

ちなみに、カメラはファインピクスF10っていうやつ。

最近F11が出たらしくて、

ああ、もう少し待てばとか思ったけど

それは結局常に同じことの繰り返しで

メーカーだってどんどん新しい機種を

出していかないと意味がないし

それをいちいち待っていたら

いつまで経っても購入することなんてできない。

あ、でも、思うのが

携帯電話の新機種のサイクルのスピードだよね。

ものすごく早かったり、遅かったりする。

一度、ある一定のメーカー製に慣れてしまうと

なかなか別のメーカー製に乗り換えられないから

そのメーカーのサイクルにいらいらしてしまう。

携帯電話のことはいいや。

で、これから楽しみに

明日の朝を迎えるわけだ。

息子がどんな顔をしてプレゼントを見るか?

衝撃が先か?

驚きか?

一瞬にして歓喜か?

考えたんだが

こういうことをするってことは

俺はこのまま息子に

サンタクロースの存在を信じ込ませようと

画策しているということではないだろうか?

サンタクロースを信じる子供は

純真無垢で清廉潔白だと思いたいのだろうか?

よくわからない。

サンタクロースを信じて欲しいのか?

いつか、愕然とするのだ、息子は。

サンタクロースがいないってことに。

赤と白の服が清涼飲料水メーカーの仕掛けだってことに。

本当は秋田のなまはげと同じだってことに。

俺の時はこうだった。

初めから、サンタクロースを信じてなんかいなかった。

信じている奴に

「サンタなんかいないから」

と言う、やな奴が俺だ。

プレゼントなんて親が置いてるんだぜと。

だから、息子には信じて欲しいのか?

どうだろうか?

煙突の無い世の中で

どうやって説明したらいいのだろう。

確実に不法侵入で

あんな太ったヒゲ面のおっさんが・・・

って、その概要は俺に当てはまらないか?

え?俺がサンタ?

そういうことで

俺がサンタになりました。

とどのつまり

サンタクロースはいるってことになる。

それが絵本や物語に出てくる姿でないだけで

サンタクロースの役割をする存在は

確実にいるってことだと思う次第です。

メリークリスマス!