新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

ついているか、ついてないか は俺の問題だ。

喫茶店でスマホを弄っていたら、

誤って手からスマホが落ちそうになった、

が、両手を使って見事地面に落ちる前にキャッチした。

 

これはついてなかったからスマホを落としそうになったのか、

ついていたからスマホを落とさずに済んだのか、

 

「うわっ!っと!あっぶねー。落としそうだったけど

    見事にキャッチしたぜ、さすが俺。」

 

これが僕の答えだ。

今さっきのことだから間違いない。

 

じゃあ、落としていたら、ついてなかった?

 

「うわっ! あちゃー、スマホ落としちゃった、大丈夫かな、

    あ、割れてもないし、ちゃんと動くぞ。ラッキー。さすが俺。」

 

が、きっと僕の答えだ。

ちゃんと考えたんだから間違いない。

 

 

僕は、仕事柄、また遊びの幅もあり

非常に多くの大人と子供に出会う。

その年齢幅はとても広くて、

生後数ヶ月から齢80を越える神様までだ。

人見知りで、かつ、話し下手で

ほぼ必ず態度が悪い、顔が怖いなどと思われ、言われる僕には

これほどの人々に会うことはかなりストレスだ。

 

しかし、それを越えるものがあるから

やめられない、仕事もベーゴマも。

 

話しがズレた。

 

そんな大勢の人に会っていると

ある種の傾向を感じることがある。

特に小学生などの子供たちの多くで見られるのが

 

失敗したくないから、やらない。

数回の練習で上手くならないなら、やらない。

負けるかもしれないから、やらない。

そして、冒頭の例から言うと、

何かアンラッキーな事があった場合に、

それをただの失敗と取るか、

失敗の中にちょっとしたラッキーを見つけて取るかで

かなり多くの子供たちが

ただの失敗と考えてることが多いという事実がある。

 

これは多くのベーゴマ倶楽部で

ベーゴマ指導をしている方々にも聞いてみたいが

僕が感じるのは、上級生になればなるほど

その傾向が強くなるように思われる。

 

それは当たり前のことなのかもしれない。

 

それが大人になることなのかもしれない。

 

本当か?

 

加えて失敗を何か別なことのせいにする子も多いと感じる。

失敗やミスを誰かのせいにする気持ちはわかる、

が、失敗やミスを誰かのせいにしたり、

何か不測の事態のせいにするのであれば

成功だって、誰かのおかげだし、

何かラッキーな事態のおかげにしかならない。

 

僕は、そんなことは嫌だ。

 

成功は全て僕自身のおかげであり

努力が実った成果である。

 

その代り、

どんな失敗もミスも全て自分自身で背負う。

 

誰がなんと言おうと

僕はそれがカッコいいと思う。

 

 

 

と、東京都知事の話しをTVで見ていて思いました。

 

 

どうせならカッコ良く生きて死にたい。

誰かにそう思われるってことじゃなく

少なくても自分で自分をカッコいいぜ俺!と

思える選択をなるべくしていきたい。

 

ま、これまでの人生失敗ばかりだと思うより

成功ばかりだぜ!と思う方が幸せだからだ。

 

僕の考えが必ずしも正解だとは思いませんがね。

 

僕は、子供たちに必ず言う訳ですよ

 

「諦めるな、諦めたらそこで終わりだ。

    上手くいったら、それは全部君の努力の成果なんだ。」

 

 

あいつもコマを回したらいいんだ、きっと。

 

 

じゃ。