新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

フリー な マ

11月8日
昨日まで、色々とやるべきことが沢山あって
本当なら日曜日の今日も使って
仕事をこなさないとやばい状況に近かったんだが、
土曜日の夜までで、全てをこなして終了させておいた。

何故なら、今日は
フリマへ出店する日であるからだ。

いや、すっかりはまったとか
好きとか嫌いとかじゃなくて、
やって見ると以外と楽しいっていう…

それをはまったと言うのなら
そう言えばいいさ、言うがいいさ!


で、昨日の夜から急いで準備をして
値札をとか書いたり貼ったりして、
子ども二人を連れて、
長谷家総動員で、とある公園へ。



実は前回の日程は
小学校の行事や区の行事とが
重なっていたらしく
出店者も少なくて、来場者も少なかった。
が、それが数少ない店に
客が集中するという効果を生んで
結果的に、?000円以上の売り上げた。



そうです、これに味をしめた訳なのです。



案外楽しくて、お金になる…
一挙両得という話しですよ。
ね?
しかも、朝9時30分に受付開始をして
12時には終了するというスピード感なのです。
この潔さが名残惜しくもあり、
また、絶妙な疲労度で、
微妙な売り上げをもたらすのです。

で、今回は、小学校の行事も区の行事も重なっておらず
人出はかなりあって、出店も前回の倍ほど。
つまり、一つの店に対しての客の数は
対数が少なくて…
まあ、前回の半分ほどの売り上げでした。





「じゃあ、お昼は何を食べようか?何が良い?」


と、子ども二人に聞きました。
売り上げが前回の半分なので、
そんなに贅沢なものは駄目です。

「吉牛はどうだ? うまいぞー」


「いやだ!」


「なにー!じゃあ、花まるうどんはどうだ!トッピングありで!」


「いやだー!」



息子は猛烈に反対しましたが、
花まるうどんは娘は賛成です。
でも、こっそりと息子は娘に耳打ちして
味方に引き入れています。

息子には狙いの昼食があるようです。



「回転すしぃ!」


「なにー!」



その後、何度か吉牛の素晴らしさや
紅しょうが食べ放題の魅力について語ったが
全然興味が無いようで、
全ての質問に回転すしと答えます。

提案した昼食の中で
最も高価なものです。



ええ、ええ、
恐らく、僕が逆の立場であれば
同じ行動、行為、言動をしたと思います。

どうせ、おごってもらうのなら、
最も高価で、おいしい食事が良いの決まっている。



いや、もっと言うと
吉牛を勧めながらも、花まるうどんを勧めながらも、
もし、気が変わってしまったらどーしようかと思ってた。
息子の口から回転すしと聞いた次の瞬間には
自分だって、気分は回転するすしになっていたのですよ。
くるくると回転していたわけです。

ええ、回転していないすしも選択にはありました。
激安なところがあるのですよ。

でも、息子は回転、回転と口を回転させています。



「よし、行こうか、回転すし」






売り上げより数百円多く食べた…






うん、そうやって経済ってやつは
回っていくんだな、回わらざるを得ないんだな。

ああ、経済。




破綻ばかりの物語であっても…
世の中で最も破綻してほしくないこと。
それが経済。




じゃ!