新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

プレっとした、ゼン体の中のプリン体。

11月9日

"右手カウンターご用意致しま〜す。"

なんだか緩い右のパンチを

喰らうような文言に読める。

が、実際はセルフサービスの喫茶店。

普段、何気なく聞き流していた言葉。

文字にしてみると、

どこが変なのかがよくわかる。

ご注文して頂いた商品は、

右手にありますカウンターで

お作りしてお渡ししております。

恐れ入りますが、

そちらまでお進みになって

商品をお受取りになって下さい。

これが、

右手カウンターご用意致しま〜す。になる。

多分、この場にいれば

通用するだろうし、

実際に通用しているのだ。

が、文字だけで見れば

もっとも重要なことすらも

見えなくなっている。

が、これをも裏返すと

日常会話では重要な言葉すら省略しても

問題無く通用する場面があるということ。

この辺りが毎度VPを作る時に

迷ったり見過ごしてしまう部分である。

自分の頭にはその様子が見えているので

省略した簡潔な言葉が口をついてでる。

が、文字を読む相手が同様の映像を

思い浮かべているとは考えられない。

特にVPでは気をつけないといけない。

そんなこんなで、

週末に撮影するVPの台本が

決定稿になった。

制作助監督にM久が

裏で準備してくれている間、

今日はまた別の案件のプレゼンがある。

絶対に落とせない!

ここ数回のプレゼンは全て敗北した…

しかし、今回は勝たねばならない。

ここでの負けは他全てにも響くのだ。

それも最悪の形で。

勝てば、今ある評価は更に高くなり

今まで通りの順調で良好な関係が維持できる。

負ければ今までの評価が

再確認される恐れや

今後のラインから外される

恐れもあるのだ。

さて、全く具体的なことを

書かなくとも僕の思いは伝わっただろうか?

じゃ!

てな訳で、

訳あって、夕方からネズミの国に行く。

へ?仕事?

全然違います、プライベートです。

奥さんと子どもたちは

先に入園しています。

今日は、行事のみ午前中しか

幼稚園が無かったのです。

で、僕はプレゼンがあった訳で、

プレゼンの後にも、

そのまま別件の打ち合わせがあった訳で。

とはいえ、早く行っても微妙なだけ。

だって、18時以降なら

スターライトなんちゃらで

料金が安いんだもの。

一応、僕は大人なので

子どもみたく、アレに乗りたい!と

わがまま言ってみたりもしないし、

たかだか1時間とか45分遅く入るだけで

半額近くになるのだから

どっちが良いかは明白である。

とはいえだ。

すっごく疲れている。

連日の台本執筆から

昨日のフリマ、

今日のプレゼンに打ち合わせ。

週末には撮影が控えている。

そんな状態の中で

ネズミの国へ行くのはかなり無謀に近い。

いや、無謀である。

でも、別に来なくても良いと言われてんのに

自ら行っている部分も無くは無いので

自分からわざわざ疲れに行っていると言われても

仕方が無いと言えば仕方が無い。

要は、スターライトじゃなくて、

もっと早めに入りたいと思っているのは自分であると

言っているような言っていないような…

で、明日からはまた別件の台本を書きます。

週末は撮影です。

ふう。

じゃ!