新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

どいつもこいつも。

9月29日
ついてねぇ
全くもってついてねぇ。
どいつもこいつも駄目な人…

企画オリエン。
とある制作会社の社長、
待ち合わせの時間になっても
姿を見せない。
クライアント先なので
遅刻は万死に価する。

まさか?

仕方がないので
先に入って暫く待つ。
来ない…

あからさまにマズイので
別会社のAPが電話する。
携帯を知らないから会社に電話して
迂回しての連絡。
相手はこっちの連絡先を知っているのに
全然連絡が来ない。

「もう行こう、説明会はじまっちゃう」

と、入ろうとしたら登場。
違う場所で待っていたらしい。

一階の待ち合わせスペース
と社長は言っていたそうで実際に
待ち合わせスペースにいた。

が、一階に僕らはいた訳であるが
肝心要の待ち合わせスペースは
一階には存在しないのだ。

社長は二階の待ち合わせスペースで
予定時間を過ぎても疑いを持たず
2分前までじっとしていたのだ。

呆れ果てるというよりも
世が世なら、
時代が時代なら…

21世紀万歳!

どいつもこいつも!
素晴らしい世の中に感謝しろ!









夕方からオフライン編集をしに
制作会社へ行く。

もちろん個室のドアはクローズしている。
が、一時間起きくらいに
ガチャガチャと音を立てて
入って来ようとする者がいる。

例のプロデューサーだったとしたら
最悪の事態に発展する可能性もある。
が、クローズしているのは
その必要性があるからで、
ガチャガチャされて
すぐに開けられるはずも無い。

だから、時間をおいて扉を開いてみると
誰もいなくて…。



「だって、10分も前じゃないですか!」



って言われても仕方がない。
編集作業の途中で入って来られたら困るんだもの。
そういうデリカシーの無い人は
入って来ないでください。

で、かなり行き詰ってもいる。
想像以上にこのビデオの編集は難航しそうだ。
だから、明日も朝からすぐに編集したいんだが、
そうも勝手には行かない。
すでにスケジュールは決まっているのだ。

明日は、レギュラーで対応させて頂いている
企業VPの第一回打ち合わせ。
どこまで進めるかは不明だけども
何事も最初が肝心。

どこかで手を抜けば
必ずしっぺ返しが来る。
だから、絶対に手を抜かない、抜けない。




レギュラーだと安心するというのを聞いたことがあるが、
どうも僕は逆のようで、毎回非常に不安である。
だって、常に新しいことを要求される訳だから。
手の内にある手段も毎回新しくしないといけない。
行き詰った場合の使い回しという方法は無い。
もう、残っていない。

だからではなく、

手法や方法論全てにおいて
飽きる ということはしばしばあることで
クライアントは、都合で飽きたら変更すれば良いのだ。
でもこっちは、変更される側なので。
そうならないようにするのが、
すごく大変だしプレッシャーである。

だから、不安だし心配なのだ。

レギュラーはありがたいが
同時に大変でもある。




明日が楽しみでもあり不安でもあり…




とりあえず、
抱えている三本の内
二本のビデオで
プロデューサーと名のつく方が
大変に駄目な方であることが不満でならない。
不幸でならない。
最悪でならない。



じゃ。