7月22日
深夜1時に帰宅。
明日は朝一番の新幹線で西へと向かう。
ロケハンがある。
柄にも無く
緊張気味である。
それと言うのも
期待半分、冷やかし半分で
「監督、監督」
と呼ばれることも
少なからず関係している。
本来、監督=演出なんだが
演出=監督ではないとも言える。
この辺りがCMやVPが
映画などと違うところではないだろうか。
具体的に、ここがどうとかと言うつもりはないが。
もっと楽に考えようと思うけど
そこは常に崖の淵を歩く身。
奈落に落ちる訳にはいかないので
助監督の時とは違い、
軽々しい発言はできない。
ただ思うのは
肩書で呼ばれるのは性に合わない。
出来ることならいつまでも
名前で呼ばれたいものだ。
お、やべー
もうすぐ2時だよ。
明日は5時起きなんだ、
寝るぜ
じゃ!
× × × × ×
23日
朝、4時30分。
目覚ましが鳴る。
子供たちは
その位音では全く起きる気配は無い。
深夜に帰宅して、
早朝に出れば、
子供たちには
俺が帰ったことすら分からないだろう。
ごめんな。
明日の夜には帰るから
一緒にキン肉マン見よう。
さぁ!
いざ西へ。
じゃ!