11月14日
映画「Watch with me 卒業写真」の
準備開始を目前に控え
新たな仕事の依頼。
ほぼ同時に2件。
しかし、どちらも微妙に重なっていて
そのどちらかしか受けることはできない。
ひとつはwebシネマ。
最近は劇場やTVだけでなく
インターネット上で公開される
映像が少なくない。
数分のショートドラマから
1時間を越える映画規模のドラマまで。
どうやら今回は中篇規模の様子。
もうひとつは
親分関連のVPの仕事。
先日電話を貰ったが
仕事確定まで待てを言われ
待っていたら本日確定のお知らせ。
スケジュールもタイトで
ほぼ、webドラマと重なるし
大体、映画とモロのバッティング。
が、断れる仕事ではない。
天秤にかける訳ではないが
片方は助監督の仕事だし
もう片方は親分からの仕事で
ディレクターの仕事。
ギャラの金額うんぬんよりも
内容を考えると
どちらを選ぶかは明白な事実だ。
と、断りの連絡を入れたいのだが
担当が折り返し連絡をくれない。
ほっておこうと思う。
で、そんなこんなで
映画の準備とVPと掛け持ちしての
年末年始となりそうだ。
これはかなり忙しい。
ちょっとスケジュールを立ててみたが
正月が確実にVPオフライン編集と
映画の総合スケジュール作成に
追われるだろうし
年明けすぐにVPの仕上げをしつつ
映画の衣装合わせや
本読みを進めないとならないだろう。
身体が二つくらいじゃ足りそうもないのが
目に見えている。
まあ、ほぼ2ヶ月丸々と暇していたので
これくらいはちょうどいいのかもしれない。
その分稼がないとならないし
身体がなまった状態で
映画撮影に入るのもなんだし。
ということで
急に事態が動き出した様子。
これから映画の仮香盤作成や
キャスティングを進めつつ
VPの台本作成と撮影準備。
そして、明日には
待望のエプソンカラリオ複合機の到着。
なんだか
この動きに合わせて
新規機材を導入した感じがしていい。
久しぶりに喫茶店で
スケジュールを作成したのも
精神的にいい感じだ。
複合機のスペースを空けるために
パソコン環境を少し整理する。
気が付くと過去の
子どもたちの写真やムービーを鑑賞していた。
生まれてすぐの上の子と下の子を比べて見たり
成長度合いを検証したりしてみる。
結構面白い。
こうやって今の子どもは
自分の過去の映像が見られて羨ましい。
例えば自分が声変わりする前の声や
もう忘れてしまった約束。
あんなに嫌いだったニンジン。
記憶の奥底にあるバリ旅行。
そんなものが
色あせた写真でも
尾ひれ背ひれが付いた
親の思い出話しではなく
カラー映像として残っている。
そんな経験が無い我々は
子どもがその映像を見たら
どんな気持ちになるかどうか全くわからない。
想像もつかない。
面白いのかつまらないのか
懐かしいのか懐かしくないのか
見たいのか見たくないのか
ついでだから
こないだ息子が
「大きくなったら、パパに車買ってあげるぅ！」
と言ったことを撮影して
後々、これを証拠に
「いつ車を買ってくれるんだい？」
と、言ってやる計画を推し進めようと思う。
これも親孝行だろ。
頼むぜ。
じゃ！
