新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

考える日

9月23日
まだ会社です。
明日先発の制作部が出発するので
少しバタバタしています。

ですので続きはまた後で書きます。
深夜1時か2時頃更新予定です。

今日は色々あったんです・・・

じゃ、また後で!

× × × × ×

おまたせ。
すでに4時30分ですが
たった今帰宅したところです。
タクシーの運ちゃんが
とってもおしゃべりで少し困ってしまいました。

今日一日を振り返ります。

昼過ぎ。
編集スタジオに行く前に
腹が減ったので
何か食おうと思いマックへ。
俺はフィレオフィッシュが大好きなので
フィレオシィッシュのセットを買う。
多分、フィレオフィッシュというよりも
タルタルソースが好きなんだと思う。
テイクアウトして編集スタジオでマックを食う。
集合時間の20分前だったので
まだ誰も来てなかった。
助手の子すら来てない。
結局、助手の子は今回の仕事中

1回も、ただの1回も

俺よりも早く着いたことが無かった。

確かに俺は最低でも15分前か
30分前には着くことがルールだと思っている。
だが、結果論から言えば
5分前でも間に合うのならば
それでも構わないとも思う。
しかし、これだけ毎日毎日
俺よりも遅く来て、
少なからず俺から文句を言われて
少しは早く来ようってならないのか?

まあ、いいんだけど。

つーわけで、今日は先日撮影したCMの直し作業。
ワンカット差し替えるだけの簡単な作業。
予定通り1時間ほどで実作業を終えた。
これで、楽しかった仕事が一つ完成したわけだ。
期間にすると約1ヶ月。
メインで制作部するCMとしては初の作品となった。
とっても辛い日々を想像していたが
それとは真逆にとっても楽しい日々だったと
今となっては考える。
楽しくて、やり易くて、環境のいい現場だったな。

これこれこういうCMですから皆見てね!って言いたいけど
それは守秘義務違反になるので言えません。
よく、残念だとか、どうしても教えてと言われますが

無理です。

映画やショートフィルムならいいんですが
作った物が広告である以上は
できません。あしからず。

で、僕はそのまま会社に移動します。
助手の子は『直帰します』とか言って帰りました。
そうです、僕には次の仕事があるんです。
同じ会社ですが、
違う制作部に違うプロデューサーの仕事です。

直し作業が終わってから電話したんですね、
制作部の子にさ。
そしたら

「今日、これから会社に来てもらえませんか?
 お話ししたいことがあるんです・・・」

と、身内に不幸があったのかと思うほど
暗い重い声で言われたんです。

「え?わ、わかった。今から行くよ」

なんだか電話で聞くのは嫌な感じがしたので
何も聞かずに会社に向かうことに。

「ええええええええっ!マジで?」

「すいません、ほんとすいません!」

「ど、どうして、そういうことになる訳?」

「ほんと、こちらの都合で、すいません」

と言ったのは制作の子ではなく
プロデューサーでした。
詳しく書いておきたい内容ですが
簡単に書きます。

追い出されて
押し込んで
『不義理』しそうになって
戻されて
謝られてって感じです。

わかりますか?
わかりませんよね。
いや、僕だけが分かればいーんです。

そんな訳で僕はその30分の間に
非常に辛い判断をしなければならなくなり
また、YESかNOかで都合1時間ほど
考えに考えて、悩みに悩んだのです。
その悩みの根幹は
僕の仕事に対する姿勢やポリシーみたいなことが
密接に絡んだ問題だったのです。

僕は映画学校を卒業してから
全くのフリーランスで生活してきました。
信用や信頼を得るために
がんばってやってきました。(多分)
いや、何が言いたいかというと
仕事を請ける上で僕は
『不義理』を働かないという
たった一つの決め事を貫いてきたんです。

今日の問題は
その、たった一つの決め事を
揺るがすものだったのです。

過去に一度だけ
僕は『不義理』を働いたことがあります。
僕の師匠に対してです。
一度、師匠の仕事を請けておきながら
僕はその後に来た映画の仕事を優先させたのです。
つまり、元々決まっていた仕事を
後から断って、別の仕事を引き受けたのです。
今でも心の傷です。

その時、あまりの『不義理』さに
泣けて泣けて仕方がありませんでした。
師匠に断りの電話をする時です。

師匠は快く
『長谷くんのためになるのなら、いいよ』
と言ってくれました。
僕にはその言葉一つが
泣けて泣けて・・・

師匠を裏切った自分と
気持ちよく送り出してくれた師匠の言葉に。

そして、その引き受けた仕事が
制作会社の不義理で
無常にも頓挫し流れてしまい・・・

で、僕は絶対に
『不義理』
をしないと誓ったわけです。

話しがそれました。
つまり、今日はそんなことがあったのです。
結果として元サヤなんですが
とっても気分が優れません。

「飯でも食いましょうよ、飯でも
 今日はこのまますぐ仕事なんかできませんから」

「う、うん、わかった」

半ばプロデューサーを脅すような形で
飯を食いに行くことに

で、寿司を食いました。
旨かったです。
満足です。

気分?

直りました。

早速仕事しよう!
気が付くと1時、2時、3時です。
更新の約束の時間も過ぎてしまいました。
それも仕方ないことですね。

良くも悪くも今日は自分のことを
よーく考えた1日でした。
明日からは
また新たな気持ちで仕事をするつもりです。

そうそう、タクシーの運ちゃんが
一発で僕の職種を見抜きました。
びっくりです。
どうしてですかね。
もしかして、

ヒゲ?

悩みは尽きません。

じゃ!

× × × × ×

高校時代の友人に
mixiで久しぶりに再会(?)しました。
会ってないのでどれくらい豹変したかは
全くわかりませんが
mixiのいいとこだなと思いました。

そこで、その友人に

「君の日記は長いよ」

と言い放たれました。
長いですか?
そんなに長いですか?
長いってことは
大して面白くないってことじゃないですか!
つーか、日記だから、
そんなに面白いもんじゃないって
覚悟してもらわないとさ

つーか、長いって・・・

え?ショック受けてるって?
いや、受けてなんかないよ。
長いって言われたくらいで
短くなんかするかい。
もっともっと長く書いてやる!

あ、書くこともある!

つーかな、一度読み始めたら
最後まで読めよ!
一応、今日の日記は何を書こうかなとか
色々考えてから帰宅するんだぞ。

もう!

長いって?

ちぇっ。

長いのか・・・