7月15日
イベントＶＰのオフライン編集１日目。
すでに収録された素材はあるものの
全体において使用する割合は約10％ほど
残りの90％は作っていかなければならない。
編集と映像を聞くと
切ったり貼ったりが主な作業だと思われるでしょう。
基本は切ったり貼ったりなんですが
編集作業はそれだけでは終わりません。
全く映像の無い状態から作業を始める訳ですから
映像を作らないとなりません。
まず、タイトルになる部分の下絵は何が良いか？
真っ黒？真っ赤？
グラデーション？
壁紙みたく凹凸は？
文字の色は？
フォントは？
文字の出方は？
そのスピードは？
トータル何秒のカット？
これ以外にも何百もの決めないとならない
要素があります。
しかも、何でもできる訳ではありません。
マシンの限界もありますし
合成やエフェクトを沢山かければ
レンダリングというコンピューターが
計算する時間も沢山かかります。
ほんの10秒に15分とか30分の
レンダリングが必要なこともあるのです。
レンダリングに時間がかかっても
やらなければならない作業もあるし
レンダに時間かかるなら方針変更する場合もあります。
今までの経験上は
僕の追加の一言は
レンダリングに時間がかかるということです。
しかし、最初から映像があった訳でもないし
コンテ通りになるとも言えません。
映像見てたら思いついちゃったってことも多々あります。
仕方の無いことです。
さて、今日は21日に仮試写を予定しているため
大まかな編集イメージを作ります。
クライアントに
『こんな方向性で作ります』
と伝えないとならない、
構成やコンテは渡しているが
合成やエフェクトを多用するために
実際の映像で確認していただかないと
誤解が生じてしまうからだ。
まあ、そんな訳で少しづつ編集作業を進めていく。
この作業はマシンを扱う人間のセンスかなり必要で
僕の要望を捉らえ
どう吐き出すか？
この吐き出す部分がとっても重要。
僕が15フレと言っても
短いと思ったら20フレなり30フレなりにして
吐き出すことが必要なんだ。
もちろん、
『なげーよ！15フレって言っただろ！』
と椅子を蹴られることもあるが。
今までの全てのＶＰの
オフラインを手掛けてくれている○本くんは
とびっきり優秀なので、
とびっきりの編集をしてくれるのだ。
最近は言わなくても分かるだろ？的に
繋いで貰っている。
いちいち直してるけど…
自分が直接ＰＣをいじる訳じゃないけど
肩は凝るし、目は痛いし、頭も痛い。
煙草もガンガン吸って口の中ジャリジャリ。
でも、帰宅後の一服は美味い。
さあ、明日もオフライン！
明日も美味い一服のために！
じゃ！
ランキングが段々上がってきています。
うれしいもんです。
