新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

初日から中アキ。

11月13日
よくよく考えれば13日の金曜日であった。
だから、ということはまるでない。
いつも通りの金曜日で、撮影日だ。

朝から、大都会の真ん中で撮影。


制作助監督のM久が

「朝早いから大丈夫です!」

何が大丈夫なのだろう?
通勤ラッシュとぶつかると大変なんで!と言っている。
が、ちょっと待て、今日は午前中遅めから夕方まで
中アキするスケジュールだったはずだ。

つまりは、こんな朝早くに撮影しなくても、
通勤ラッシュが終わってから、
ゆっくりと撮影してもなんら支障の無い…


いや、言うまい。

多分、俺が色々言ったから
沢山のことを考えた末の答えなのだろう。
早ければ修正する時間もあると。

そう思うことにしよう。




つーか、M久は
さすが映画系制作部だ。

段取りのスキが無い。
いや、制作部的な部分にスキが無いと言っておこう。
役者の段取りや小道具関係、衣装プランなどは…
落第点ではないが、制作部的な作業の二の次なので
時たま、まごまごする。

まあ、それはそれで良い。

基本的な段取りはスムースなのだから。




中アキの時に
会社で少し寝た。



夕方からは
クライアントさんの会社内での撮影である。
終業してからの準備・撮影開始。
都合、開始も遅ければ、終了も遅くなる。

今日の終了予定時間は22時30分。

間に合うだろうか…




いきなりのラストシーンからの撮影。
ミニジブを使ってダイナミックなアングルを狙う。
その都度、レールを敷いて、ジブを載せて…

ああ、押せ押せだぁ。

でも、なんとも思いません。
だって、ジブ使って1時間やそこいらで
終わる分量じゃないもの。


で、23時30分終了。


誰かが走って帰ってった。
電車あるのかしら?





じゃ!