新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

断れない。

10月30日
午前中、企業VP打ち合わせ。
納品が12月末の割と急がないといけない案件。
でも、先方も内容の精査に時間が必要なので
なる早で方針というかベクトルだけでも出してもらって
まずは叩き台を作っていきましょうという判断に。

都合、数日は具体的な動きなし。

でも、その裏でもう一本の
VPシナリオを書かないといけない。
締切は来週頭なので急いで書く必要がある。
幸い、すでにシノプシスで大筋が見えていることもあり
そこまでの難産ではないと思っている。

だから、土日のうち、どっちかは身体が空くかもって。



夕方ちょい前、
帰宅の道すがら旧知の制作部から電話。
ああ、これは、おそらくCMのヘルプか何か
だろうと勘ぐった。
エキストラが数百人とか、
撮影時間が2時間しか無い!とか、
猛烈に大変な現場の。

違った。




さて、どう表現しようか?
例えば、

洗濯をしていて、
洗濯物を洗濯槽に放り込み、
ピッピッとボタンを押して
洗剤を入れようと蓋を空けたら空っぽで
ああ、昨日使ってしまったんだ。
確か買いおきがあったような…
と、見たら無い。
洗濯を止めようにも、
すでに途中だし、洗剤を入れないで水だけでってのは
いささか不安だし、綺麗にならないと思う。
だから、急ぎで、コンビニに走って洗剤買う。
いつもの奴じゃないけども
こんなタイミングで四の五の言ってられない!

ということが、洗剤じゃなくて演出家に置き換えたら
あり得る話しかどうか?

いや、通常は無い。
そこまで後手の状態になってから
演出家がいない!呼べ!って
いうことなんて。



で、貰った電話は
まさにこれ。



「次の土日で演出と編集をお願いできない?」

「次の土日って明日だよね?」

「そ、そうね」



まあ、そんな場合、通常なら引き受けるのは
非常に躊躇われる状況だ。
いや、このタイミングでなら通常は受けないと思う。

けど、何でだろう、


「とりあえず話しは聞きましょう」って。


気がつけば、一度自宅に帰ったものの
10分後には電車に乗って…
打ち合わせだけかと思っていたら、
そのまま編集になだれ込んで…
20時に終わるとか言いながら、
22時まで編集してて…

明日は10時集合で撮影だったりして…



あれ?


なんでだろう仕事が増えている。

増やした?自分で?




あれれ?



え?昨日のプレゼンの結果が出た?



え?駄目?何で!?


分からない?


あー。






年内6本計画のウチの
1本が落選。

が、今日明日明後日で一本追加。
短期間だけど一本は一本である。

まだ、年内6本の夢はつながっている。



って、日記なんて書いてないで
シナリオを書かないといけない。



じゃ!