11月19日
昨日は大事をとって
風呂にも入らずにすぐに寝た。
子ども用だったが風邪薬を飲んで寝た。
夕飯だってお代わりして寝た。
必要以上に暖かくして寝た。
今朝は
子どもたちが、そんなことをお構いなしに
大声を耳元で出してくれていて
また、腕を優しく右へ左へ引っ張ったり捻ったり
娘がおしっこの溜まったオムツのままで
俺の顔に座ってくれたりして
とっても、素晴らしい気分で目が覚めた。
微妙に頭痛を引きずっていたけども
このくらいなら行けるだろうと
いや、行かないとやばいしね。
とはいえ、いつもの喫茶店での作業は
途中で具合が悪くなった場合に
取り返しがきかないので危険だと思い
急遽自宅で作業を出来るように
周辺機器を調整しなおした。
後の問題は子どもたちの騒音関係だが、
今日は息子が英語教室ってんで、
帰宅はいつもより1時間遅い。
というよりも
編集をやる部屋を完全に遮断。
奥さんも子どもが奥の部屋に行こうとすると
烈火のごとく怒って遮断に協力するという
二段構えで作業開始。
サクサク、サクサク、
○田カッツさんが
先日遅くまで取り込み作業をしてくれたので
いちいち目的のカットを探す手間が無く
編集のキモのみを考えることができた。
そのためか、実にスピーディーに進んだ。
けども、こないだの…
あの、シークエンスの部分で詰まる。
押さえ込んでいた怒りが
画面を見るとふつふつと湧き上がってくる。
フレームの中での俺の声は
その怒りを表に出さないようにと
必死にこらえている。
が、どうしても”カット！”の声に
怒りが憎しみが、悲しみが滲んでいる。
でも、だからと言って
使わないって方法はあり得ない。
使わざるを得ない。
だから、余計に腹が立つのだろうが…
生憎、ちゃんと出来ているカットが一つもなく
画面と台詞を切り張りしながら
なんとか補正をかけていく。
ノイズとかのバランスがむちゃくちゃだが
仕方が無い。
だって、しょーがないんだもん。
が、さすが俺。
うまいこと編集する。
って、こんな部分に時間を取られていると
試写に間に合わなくなるので、
凝る部分と流す部分とを分けて
どんどん編集していく。
大筋がつながったら
残りの時間で流した部分を振り返るのだ。
って、明日あたりが山場だと思ってたら
23時頃には大筋が完成し
夜中の1時30分に細かな部分の修正をして
ファーストカットが完成した。
23分17秒。
目標は20分以下だが
そもそも台本の段階で20分を大きく上回ると
クライアントさんにもプロデューサーにも
口がすっぱくなるほどに言っていたので、
こうなることは予想済みだと思う。
でも、3分ちょいオーバーってのは
逆に予想外だった。
もっと、5分とか7分とか
いっちゃうかもしれないって思ってたけど…
まあ、無理やりがんばって
オーバーを3分に抑えました！って言うだな。
でもまあ、ちょっと安心した。
内容が内容だけに、
オーバー分を削るのが非常に大変だからだ。
何も削れない状態で削れっていう話しになるから。
一部分を削るとブロック全て削らないと
意味が繋がらないって部分がほとんどだ。
フレーズを切っていくって方法もあるが
苦労する割りに全体の尺に変化が
無いことの方が多いからだ。
そんなわけで
非常に安心である。
もう、小難しく考える必要が無くなったのだから。
しかし、よく熱を出すねオレも。
そんな中でよくやったよオレ。
そんなオレを祝福するかのように
新たに1件仕事を受注する。
また、決まりじゃないが年内に
後数本のVPも予定されている。
これが、例の復活の兆しだといいんだが
復活ののろしとか復活の呪文とか
なんか復活系の何か。
って、いつの状態に復活すれば良いのだろう？
復活である以上は
以前より多い、凄いってことは無いわけだ。
つまりは、復活系よりも、
これから新規で訪れる
今まで感じたことの無いような波。
その波に乗れ！
じゃ！
