11月7日
色々あって奥さんが
一日外出することになって
そんな日に限って
引取り訓練とか
下の子の入園用の衣裳合わせとか。
朝からてんやわんやで
撮影されることの無いクレーマークレーマー状態。
上の息子はかなり落ち着いてきてるので、
少し注意すれば言う事を聞くのだが
下の娘には全くきかない。
怒鳴ろうが喚こうが
全然駄目。
魔の二歳といって
自我の目覚めだとか
羞恥心だとか嫉妬心だとか、
要は人間になってきているのだ。
だからこそ扱いずらい。
学説では3歳半頃まで続くらしい。
で、その魔の2歳が終わった頃を
ファンタスティックフォーというらしい。
逆にそれだけ2歳児ってやつは
手がかかるってことだ。
なにしろ喪が開けたら
ファンタスティックなんだから…
とはいえ幼稚園にいってみれば
そこは女の子なんだろうか
嬉々として衣裳を着てくれた。
息子はちなみに大暴れして
大泣きして大変だったから、
その辺りは女の子で良かったと。
周りを見て見ても、
大泣きしてるのは男の子ばかり
集中力が無いのも男の子らしいということか…
そんな子供中心の
子供に振り回された一日だったが
あるプロデューサーから電話がきた。
「例の企画の打ち合わせをしませんか？」
例の企画とは
あるミュージシャンのプロモーション。
だったのだが、流れ流れて流れ着いた先が
なんとTV局だった。
「4月の番組改編に
合わせたいそうです。」
喜ぶのはまだ早い。
これからが踏ん張りどころ。
僕はすぐにこの企画に強そうな
ある監督に連絡をした。
「情報ください！」
必ずじゃないけど
100%なんてあり得ないけど
絶対ってのも無いけど
蒔いた種は
どこかで思いもしなかったタイミングで
ニョキニョキと芽を出してくれる。
花を咲かせるまで
これから水をやり肥料をやり
じっくりと育てていく。
いや、じっくりしている暇は
無いかもしれないが、
せっかく出た芽を枯らせはしない。
そして俺は南国へ飛び立つのだ。
だって南国の企画だから！
じゃ！
