新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

炎神ライダー キバレンジャー。

2月17日
息子が待ちに待った日。
ゴーオンジャー初回放送日。

すでに、”てれびくん”や”テレビマガジン”で
その姿や乗り物、合体ロボットを毎日のように
予習・復習していた息子は
放送直後からエンジン全開で視聴している。

すでにあれだけ好きだった
ゲキレンジャーは過去の人になっており
『大人になったらゴーオンレッドなる!』
と言っている。

「そうか、なれ」

なれば良い。ゴーオンジャーでも
来年、新しく登場するであろう新戦隊であれ。
何にでもなりたいと思えば良いし
なれるものならなれば良い。
地球の平和を守る気持ちなのか
悪を蹴散らす正義の心なのか
弱きを助け強きをくじく心なのかは
そのどちらでも構わないが、
それらが、変化して結果として
ボランティア活動だったり
警察官に憧れたり、消防士だったりしても
それはそれで構わない。
もちろん、大人になっても
スーパー戦隊の一員になりたくても
一向に構わない。

なれ。

なる道を自分で探して自分で進め。



ただ、あの主題歌がちょっとな。

「イチ、ニー、サン、シー、ゴーオンンジャー!

って、それは無いだろ!
今日、池袋に行ってきたんだが
途中、エレベーターで乗り合わせた子どもがいて
ずっと、主題歌の一部分を連呼していた。

「炎神戦隊 ゴーオンジャー♪」

同じ部分をずっとリピート再生。
壊れたCDよりもたちが悪い。
息子も歌うかと思ったが
ニヤリとするだけで歌わなかった。

奥さんによれば

『 同 志 よ ! 』 

的な表情をしていたらしい。
まあ、そうやって幼稚園では
友達になっていくのだろう。
同志というか同じ話題を共有する友として。



よく、自分が友人に対して
どんな過程を経て友人関係になったかを
思い出してみようと考えることがあるが、
細かくきっかけや内容など
思い出せたためしは無い。

きっと、こんなことなんだろう。





同 志 。




志を同じくする。





さて、今日からゴーオンジャーの放送だったので
トイザラスに行ったらゴーオングッズが
大量に発売されているものだとばかり思っていた。
が、大して量はなくて、
ゲキレンジャーの際に買った
バンダイの300円のミニプラシリーズも無い。
これがあれば、うん千円もする
デラックスシリーズを買わずとも
なんとなく落ち着かせることができるのに…

ゴーオンジャーコーナーでは
合体ロボを求めた親子が何組かいた。
デラックス版のロボも発売は
もっと後になっていた。

しきりにお父さんが子どもに

「ロボットは2月の○日なんだって」

と説明しているが、
ショーケースにロボがある以上
子どもとしては諦めが
なかなか付かないでいる様子だ。
うちの息子は、そんなことよりも
ガンに付属するエンジンソウルの色が
青しかないことをしきりに気にしていた。

エンジンソウルってのは、
ゴーオンジャー各色が持つ
カセットみたいなやつだ。

これを武器やロボに入れると
アクションやギミックに変化がある…らしい。


で、ガンに付いているのは青。
息子はガンを手当たり次第に見て
一つくらい赤があるんじゃないだろうかと
探している。

ショーケースのロボに付属している
エンジンソウルが赤なのだ。
息子の背の高さでは見えないのだ。

「青ばっかりだよー」

「そうだね、赤は売り切れちゃったんだね」

「そっかー…」

息子にとって赤は
もっとも好きな色であり
自転車にしても、靴にしても、服にしても
赤色が入っているかどうかが
全ての基準になっている。

多分、ここで、エンジンソウルの赤は
デラックスのロボに入っていると伝えたら
確実に、目の前で駄々をこねている親子と
同じ状態にうちが陥ってしまうことだろう。

気が付かないうちに
その場を立ち去る。

ただ、あんなに人気だった
ゲキレンジャーのおもちゃが
叩き売り同然で売られているのが悲しかった。

もうすでに誰も見向きもしない…

いわゆる賞味期限は終ったのだ。
ただ、品質保持期限はまだ残っている的な。
これ、親も大変なんだけどさ、
どうだろ、海外ドラマみたくさ
シーズンで分けたりしてね。
2年とか3年くらい連続したらどうなの?
シーズンの入れ替えで別戦隊のシーズンになるとか。

ダメかな。





さて、前回のゲキレンジャー
幸運なことに夏を過ぎて秋くらいから見だしたこともあり
夏に公開される映画を見たいとは言われなかった。

が、今回は確実にあるだろう。

すでに、東京ドームシティのCMが流れる度に
”行きたいなー”と呟いているのだから。


今年の夏はゴーオンジャー映画だろう。
同時上映であるだろう『仮面ライダーキバ』が
個人的には楽しみだけども…




じゃ!