新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

君が、船に乗りたいと言うから

8月26日
前日の土曜日のTV東京
「アドマチック天国」の放送を

たまたま見ていて

たまたま東京ベイエリア特集で…

東京湾を走る船を見て
息子は狂喜乱舞した。

「船に乗ったことなーい!
     乗ってみたーい!」

いや、君ね、言ったからって
すぐに乗れたりするもんじゃないんだよ。
言えば良いってもんじゃない。

が、月曜から幼稚園の夏季保育が始まり
実質、今日が夏休み最後の日となっている。
つまり、今日を逃すと
船に乗るチャンスは当分先になってしまう。

てな訳で、浜松町まで電車で行き
徒歩で数分の日の出桟橋に。
そこからは例の水上バスが出ているのだ。
途中、山手線の隣を新幹線が走り、
海上を飛行機が飛びかって
目の前に海上バスが登場した。

相当に嬉しいはずだと想像していたのだが、
緊張か、もしくは、自分の想像以上に
船が大きくて不安を掻き立てられたのか…
嬉しそうな反面、強張った表情が見え隠れする。
船に乗っても割りとおとなしくて
暴れたりもせず、非常に良い子だった。
甲板から見える陸上に
息子は何を思ったのだろうか?


さて、船になど1時間も2時間も乗っていたら
大人でさえ酔ってしまうことがある。
大きな船ならいざしらず、
小さな船ほど揺れは大きく…
過去に撮影で漁船に乗ったことがあるが、
波の揺れをモロにダイレクトに
伝えてくれるので顔色だって
すぐに青っぽくしてくれる。
まあ、海上バスは航路によるが、
長くとも40分ぐらいではあったが、
20分弱の航路である
日の出桟橋から
お台場海浜公園を選択した。
料金はバスとは名ばかりの
非常に高額であり…
一人460円はちょっとどーかと思う。
小学生以下は無料だったからいいが
これで子どもが小学生だったら
確実の今日ここには来ていないだろう。

ま、降りてみたら
子どもたちは非常に満足したようで

「船楽しかったー」

と、キラキラした目で言ってきた。
じゃ、これで帰るぞってことには

なる訳がない。

ここはお台場である。
遊ぶ所がたくさんあり、
その誘惑も半端ではない。
すでに来た事のある場所であるため
息子も海岸で遊ぼうと走り出したり、
ゲーセンにトーマスの乗り物が
あることを思い出したりと
なかなかコントロールが難しい。
また、同時に下の娘も
自分の行きたいところへ行こうと
暴れだしたりするし…



ヘロヘロに疲れて帰宅。
明日からは幼稚園。
幼稚園もきっと楽しい。
いや、絶対に楽しい。

毎日、楽しい。



人生で一番幸せな時期…
それが今なのかもしれない。



じゃ!