7月10日
誠についていない。
言い換えれば負の連鎖が続いているようだ。
ある仕事のある事情から始まり
仕事の直前でのキャンセル
請け負った仕事での失敗
作品集の宛名不明の返却
またも仕事のキャンセル
そして、追い撃ちで今日
自転車が盗まれた。
このボケッとする期間を
ボケッとしないためにも
いくつかある企画を具体化しようと
ＰＣを持って駅前の喫茶店に出掛けた。
到着してすぐに”しまった！”と思った。
電源を使える席が空いてなかったのだ。
そこで踵を返し別の喫茶店に行けば良かったのかもしれない。
が、僕は席に着いた。
すぐに空くだろうと楽観したからだ。
しかし、モーニングを食べ
コーヒーをすすり
サービスのお茶を２杯飲んでも
隣の電源席は空かなかった。
途中、仕方なしにバッテリーで駆動させるも
液晶をマックスにしていたので
40分ほどで電源が落ちてしまった。
頭に文章が浮かんだ時ほど
そんなタイミングが訪れる。
そこから１時間ほど隣は空かず
ただボケッとするしかなかった。
ボケッとしてたら映画学校時代の友人が
ウェイターで現れてかなりビビったが。
で、根性で空くのを待ち続け、
なんとか電源開発に成功するも、外は雨。
なんとなく嫌な感じがした。
小雨のうちに帰らないと
自転車のサドルが
濡れてケツに染みがついてしまう。
いや、それよりもＰＣの方が不安だ。
生で持ち歩いている訳じゃないが
なんとなく湿気自体が嫌だ。
が、今日は先日詰まった部分を
書き上げると決めてしまっていたのだ。
書き上げるまでは辛抱我慢と
頭を抱えていたが
雨も気になるし、
自転車も気になる。
友人がうろうろしてるのも気になる。
隣のオッサンが覗いてくるのは腹が立つ。
こんなんでは、なかなか筆も進まない。
で、区切りをつけて店を出た。
よく、あったはずの物が無い表現で
あった時の絵と無い時の絵を
交互に編集して
ピコッピコッと効果音が鳴る映像があるでしょ。
アレ。
その後、目をこすって辺りをキョロキョロとしても
ある訳がない。
そんな古い表現では
見つかるものも見つからない。
忽然と姿を消した自転車。
また、良くないことに
自転車は僕のではない。
義理の弟の物である。
現在、弟は実家に帰って働いてるので
早急には困ることはないが
あった物が無いのは
困るというよりも有り得ない話しだろう。
本当に全くツキが無い。
日本の自転車泥棒という映画に
参加したはしたが
まさか自分が盗まれる側になろうとは…
ツキよカンバック！
俺の元にカンバック！
ガッツ石松の映画も
カンバックってタイトルだったな。
じゃ！
