12月25日
言わずと知れたクリスマス。
朝起きてみると、寝ぼすけの息子は
微動だにしていない。
確かに、昨日は少し遅くまで起きていたのだが
8時を回っても起きてこないのは
昨日が随分と楽しかったのだろうか？
デジカメを準備して
息子が起きるのを待つ。
起きて枕元のプレゼントに
驚く顔が撮りたい。
が、少しタイミングをはずしてしまい
多少遅れ気味でshootした。
まずまずの笑顔が撮れた。
「え、あれ？何これー！」
「サンタさんが来たんじゃない？
だって、プレゼントだよこれ」
「本当だー！あ！ヘンリー直してくれたんだ！」
「良かったね」
「うん！」
「プレゼントは何かな？」
「わー、ゴードンだ！」
小さな息子の大きな笑顔。
このちょっとした一瞬のために
1年があるのかもしれない。
さて、そんな笑顔の息子と娘とは
今日は長くはいられない。
明日からはVPの撮影があるのだ。
バタバタと台本を書き上げ、
信じられないスピードで準備を進め
明日、撮影が始まる。
既に何度かディレクターとして撮影はしているが、
今回の撮影期間は3日間あり
しかも全て芝居物である。
やっとというか、初のことである。
いつも撮影前は心踊るものなんだが
今回だけは多少、重い空気を感じている。
もちろん常に失敗は許されないのだが
特に明日からの撮影は
今後のことに大きな転換をもたらすことになるのだ。
裏で準備がゆっくりと進行中のものや
突貫工事で進行中のもの
まだ僕の頭の中で進んでいるもの。
全て明日の撮影から
スタートすると思っている。
明日をつまづけば・・・
いや、必ずモノにしてみせる。
頑張れ、俺。
息子に負けない笑顔で3日間を乗り切れ。
じゃ！
