新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

水平線の向こうには♪あーあー♪

7月17日
色々あったが、とりたてて書くことなし。
こういう日もたまにはあるさ。
聞きたいことがあったらメールでもくださいな。

で、なんとなく書いてしまわないと!と思い。
バリ島バカンス日記を全て書き上げました。
楽しい思い出の写真が一杯です。
羨ましくなること請け合いです。
羨ましくなりたくなかったら
読まないでください、見ないでください。

自分で見ても、あの時の俺が羨ましいもん。

あ!そうそう、今日、ケーブルTVで
海のトリトン 劇場版』ってやつが放送してたから
途中からだったけど見たんだ。

「すげー、おもしれぇ!」

いちいち説明すると長いから書かないけど
手塚治虫ってやっぱり天才だね。
ラストに主人公に降りかかるのは
大団円じゃなくて、重い十字架というべきものなんだもん。

ネタバレになるけど
最後の戦いでトリトンは伝説の金属オリハルコンの短剣で
悪の石造に挑む
その石造っていうのも実はオリハルコンでできていて
トリトンの短剣と引き合う性質を持っているんだ。
で、トリトンが短剣をかざすと石造は
短剣めがけて襲い掛かってくる。
短剣を仕舞うと石造は動かなくなる。
トリトンはそこに気が付いて短剣を仕舞うんだけど
石造が動いた後に地下に続く穴を見つける。
そこに入っていくと地下都市が広がっていて・・・
だけど、その都市にいる人たちは皆死んでいた。
すると、ほら貝から声が聞こえる。

「お前が皆を殺したんだ。お前が我ら一族を皆殺しにしたんだ
我らはお前とその短剣を永遠に呪うであろう」

「え?どういうことだ!」

そこで、石造もオリハルコンでできていることがわかる。
どうやら、地下都市の人々は
古代アトランティス人たちに生贄にされた人々で
(本編では人身御供と難しい言葉を使っていた)
あったが、石造のオリハルコンのエネルギーに気づき
そのエネルギーを使うことで
死なずに地価都市建設を作り生きながらえてきた。
つまりオリハルコン=石造がなければ生きていくことができない。
地価都市の天井部分に石造が収まっていて
そこからエネルギーが照射されているらしい。
しかし、そのことに気が付いたアトランティス人たちは
石造を粉砕するためのオリハルコンの短剣を作った。
でも、アトランティスは地価都市に攻め入ることなく壊滅。
地価都市の人々は、石造を滅ぼす短剣に怯えた。
そして、その子孫であるトリトン族を皆殺しにし
短剣を奪う計画を立てた・・・
トリトン族はなんか知らんけど手をうまく使うことができなくて
短剣の使い方をしらなかった。
だから、次々に石造に操られた悪い魚軍団に殺されてしまったのだ。
つまり、地価都市の人々は短剣を奪うことで
石造を動かさずにいることができ
安心して暮らせると考えてた訳だ。
話せば分かるものを・・・って感じだけど。
結局、自分たちの生活を守るための虐殺行為だったわけだ。
でも、トリトンが人間に育てられていたために
短剣を使いこなすことができてしまったがために。
彼らの計画は崩壊する。
トリトン族を皆殺しにしようとして
自分たちが皆殺しになってしまったという話。
しかも、元々は同じ民族だったのに・・・

トリトンはその事実を受け止めて海に帰る。

海に平和が戻ったけど・・・
もっと、うまい方法があったんじゃないのと
考えさせる非情な作りのアニメーションでした。