新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

復活の兆し

10月1日
昨日は情けない文章ですいません。

パブロンゴールドを2
袋飲んでがっつり寝たらかなり良くなってきた。

ただ睡眠作用がきつくて
クラクラします。

が!んなことを言ってる場合じゃない。
もうすでにいくつかの仕事は動いている。
リサーチも進めないとだし、
香盤を書かないとだし、
演出もしないとならないんだ!

今年を境にして
助監督と監督の分量が入れ代わればなぁ…

あ、駄目だ駄目駄目!

つーかさ、助監督の分量ってすげーあるんだ
ここには書いてない仕事も沢山あるんだ。
そんな分量と入れ代わったりしたら大変だよ

”死んじゃう”

今更、思うけどさ
やっぱり男はさ、
一度に一つの事しか出来ないんだよね。
3つも4つも抱え過ぎかも。

あー、話し変わるけどさ
今ね山手線で渋谷方面に向かってるんだけどさ、
なんだろうね。
この頭の悪さというか、
だらしなさというか、
いや、それがファッションだとかさ、

分かるよ分かる。

でもさ、ステージじゃないんだから!
羽とか、角とか、
ステージで着てくれよ!

イカロスですか?

太陽に向かってちゃいますか?

溶けちゃいますか?

死にますか?

あ!なに、もしかしてアレ?
デビルマンのコスプレ?

なるほど!そうか!おじさん納得した!
アイ、アンダースタン。

ま、とりあえず”デビルウイング”しまっておこうか。
でないと、
おじさんのデビルアローをお見舞いしちゃうぞ。

あ、デビルマンで思い出したが、
僕も一度だけ”悪魔”と言われたことがある。
ある夏の日。

快晴を待っていたが、
生憎の曇天で少し肌寒いくらいの日。
野球のユニホーム姿のエキストラも
なんか寒そうにしていた。
僕は生まれ持った脂肪があるのでなんともない。

「全員集合!」

中止だろうと皆
思っただろう。

「皆、寒そうだからさ、グランド10周」

「え?(笑)」

「笑ってる場合じゃない。
いつ晴れるか分からないんだから、
いつでも動けるようにしないと」

「……」

「グランド10周!終わったらノック100本!」

「ええー!」

「ユニホーム着て、
ガタガタ震えてるだけで
ギャラが貰えなんて大間違い。
さぁ、早くしないと新しいシゴキを思い付くよ!」

「!!」

グランドへ飛び出すエキストラくん達。
中には野球なんかやったことない奴もいる。
でも、それはたいした問題じゃない。
ようは気持ちだから。

「悪魔ですね、長谷さん…」

「恨むなら天気を恨むがいいさ」

結局、その日の撮影は中止になった。
でも、2時間も練習したから
立派な野球部に見えてきた。
延期になった次回、
この結果が現れるんだよね。

ま、悪魔的な発言はこの時くらいですな。

だって普段は””だから。

さあ、他の会社で他の仕事をするぞー!