新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

色々なやり方がある

フリーランスで仕事をしていると、

多くの人、多くの会社と接します。

特に制作会社さんとは、接する時間も長いですし

打ち合わせなども多くあります。

 

映像制作はとてもシビアというか

かなり深い話しをしなければならないことも多く

そういった会議を重ねていると、

その制作会社独自のスタイルというか雰囲気というか、

いわゆる社風的なものが見えてきます。

 

僕はどちらかというと

教材系お勉強系のビデオが多いので

撮影場所も会議室やオフィス率が高めです。

いわゆる 箱 物ですね。

撮影場所はレンタルスタジオだったり自社のオフィスで!って

なる場合がほとんどです。

 

また、撮影場所ってわりと

いわゆるスタジオを使うことも多くて

足で探して、交渉して、、、っていう作業は

時間もお金もかかるので「余裕」がなければやりません。

余裕があっても、スタジオを使ったり、コーディネーターに頼んだ方が

早かったりスムーズだったりします。

 

 

と、いうのが「普通」だと思っていました。

この「普通」が簡単に、あっという間に、瞬間に、

音を立てて崩れるからこの仕事は面白い。

 

今回も、そんなことがありました。

 

へー、そんな風にしてるんだ!

 

目からうろこ、というかね。

 

ただ、そのやり方と、僕が知っているやり方とが

あまりに違うと、、、その違いのすり合わせが難しい。

 

というか大変。

 

いや、無理な場合もあります。

 

文句を言うのは簡単だし

それは逆を言えばお互い様かもしれないし

誰が悪いとか俺が悪いとか、

そういうことではなくて。

 

お互いの違いを認めて

次のステップに進まないといけないよね。

 

ってこと。

 

きっと終わったら、

あの仕事は楽しかった!ってきっとなるハズだから。

 

 

じゃ。

楽し過ぎる

とある企業様のVP映像の撮影。

 

毎度、毎回、常にそうなんだけど、

撮影が楽しくて楽しくて仕方がない。

噓偽りなく10分ごとに笑いがおきたりしてる。

 

撮影内容が笑えるものな訳ではなく、

スタッフや俳優部との掛け合いの中の会話

そのやり取りが楽しくて仕方がない。

説明のしようがないので

何故、どれだけ楽しいかを説明することはできない。

説明する気もないけれど。

 

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今日のロケ弁は金兵衛

夕食は富士そばで二玉盛りを食べたよ。

 

じゃ。

ヴィー エス! オゥー! ピッ!

とてもありがたいことに

日本全国に仕事として行くことが多い。

 

まあ、ここ数年は無かったんだけど

今回は久しぶりに関東・東京を離れ関西方面。

日本一デカイ湖のあるあの県へ。

 

とても楽しく有意義な撮影が出来た。

 

毎回思うけど、今回 ”も” 傑作が出来たと思う。

 

残りの撮影も頑張るぞー。

 

 

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帰りの浜名湖SAでカメラマンが購入した

うなぎパイVSOP

10枚入りで¥2000だとか!

でも、袋を開けた途端に香るパイの香ばしさは格別。

 

是非お試しあれ。

 

でも、「夜のお菓子」で有名なうなぎパイだけど

このVSOPは「深夜のお菓子」という肩書で

意味が深いんだか浅い考えなんだか…って感じで

初めて聞いた時はウケました。

 

じゃ。

無駄じゃない、決して無駄じゃない。

昨晩、台本のカット割りも終わったし

詳細いな打ち合わせもやったし、なので

台本をプリントアプトしようとしたら、

紙切れで100円ショップに買い出しにいった。

 

台本はB5なので店舗が小さな100円ショップだと

売っていなかったりもするので

駅近くの大きめな100円ショップへ自転車で行く。

 

まあ、行ったらいったで、

買う予定のなかったものまで買いたくなるのは

ショップとしての戦略だろうし、

こちらとしてもその戦略に乗ってやろうか乗ってやらまいか的な。

 

まあ、買うよね。

 

で、自宅で深夜になる前にとプリントアプトする。

穴あけパンチでファイリング出来るようにして完成。

まだ、撮影日も決まってないんだが

なんか諸々準備が完了したような気になる。

 

そんな晴れ晴れしい気持ちになっていたのが

ちょうど23時くらいだろうか…

さてさて寝ましょうかとPCの電源を切ろうかと思った時、

メールの着信に気がついた。

 

台本に修正が入った。

 

語尾や誤字脱字程度なら現状ある台本に赤を入れるだけでいいだろう

 

が、

 

入った修正内容は

セリフから変更が必要なものだった。

 

そうなると台本を元から修正する必要が出る。

 

ふう。

 

今回の修正は、

何故か知らないが、ちょこちょこと来る。

一度でドンではなく、ちょこちょこと来る。

 

僕はその度に修正対応に動く。

 

カット割りした台本も

プリントアプトした紙も無駄に終わる。

 

いや、無駄じゃないかもしれない。

 

いや、無駄だ。

 

しかし、何故、この時間なのだ。

もっと早い段階で出せたと思う。

 

今回はぐっと堪えるのがテーマだと

僕自身決めているので堪える。

すでに昨日ブチ切れる寸前でしたが、、、

 

 

まあ、早い段階で怒ってしまった方が

楽といえば楽なんだけどね。

 

拙作映画「サンタクロースズ」の一場面

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DVD化の噂もあるような無いような…

きっとあるんだろうけども、、、ね。

 

じゃ。

打ち合わせ、擦り合わせ、指示出し。

まず先に、昨日はみんなありがとう。

結局、よく分からない関係になりつつあるが、

少なくても僕はとても楽しく

素晴らしい関係が構築されていると感じているし

同様なことをみんなも考えてくれていたら

とても嬉しいです。

 

さて、今日は同時進行中の教材VPの打ち合わせがある。

なかなか進展しないロケ地問題もあるが、

今日のメインは撮影で使用するPCやスマホの画面打ち合わせ。

 

当然なことだと思ってくれているとは思うけど

劇中で使用するパソコンやスマートフォンの画面は

全て事前に作られていたり準備されているものだ。

また、こちらの意図的な動きをしたり

台本に記載された挙動を仕込んで撮影に臨んでいる。

 

今日はその内容の打ち合わせです。

僕が書いた台本をもとにして

ここで必要な画面はこんな感じです、と打ち合わせる。

 

必要な内容さえあれば

細かいアレンジなどはお任せするつもりです。

そこまで指示することもあるけど

そうすると、かなりの場合途中で飽きるのです、僕が。

 

やっぱりどこか新鮮な事象がないとね。

 

おっとぼちぼち待ち合わせ時間です。

 

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じゃ!

ついているか、ついてないか は俺の問題だ。

喫茶店でスマホを弄っていたら、

誤って手からスマホが落ちそうになった、

が、両手を使って見事地面に落ちる前にキャッチした。

 

これはついてなかったからスマホを落としそうになったのか、

ついていたからスマホを落とさずに済んだのか、

 

「うわっ!っと!あっぶねー。落としそうだったけど

    見事にキャッチしたぜ、さすが俺。」

 

これが僕の答えだ。

今さっきのことだから間違いない。

 

じゃあ、落としていたら、ついてなかった?

 

「うわっ! あちゃー、スマホ落としちゃった、大丈夫かな、

    あ、割れてもないし、ちゃんと動くぞ。ラッキー。さすが俺。」

 

が、きっと僕の答えだ。

ちゃんと考えたんだから間違いない。

 

 

僕は、仕事柄、また遊びの幅もあり

非常に多くの大人と子供に出会う。

その年齢幅はとても広くて、

生後数ヶ月から齢80を越える神様までだ。

人見知りで、かつ、話し下手で

ほぼ必ず態度が悪い、顔が怖いなどと思われ、言われる僕には

これほどの人々に会うことはかなりストレスだ。

 

しかし、それを越えるものがあるから

やめられない、仕事もベーゴマも。

 

話しがズレた。

 

そんな大勢の人に会っていると

ある種の傾向を感じることがある。

特に小学生などの子供たちの多くで見られるのが

 

失敗したくないから、やらない。

数回の練習で上手くならないなら、やらない。

負けるかもしれないから、やらない。

そして、冒頭の例から言うと、

何かアンラッキーな事があった場合に、

それをただの失敗と取るか、

失敗の中にちょっとしたラッキーを見つけて取るかで

かなり多くの子供たちが

ただの失敗と考えてることが多いという事実がある。

 

これは多くのベーゴマ倶楽部で

ベーゴマ指導をしている方々にも聞いてみたいが

僕が感じるのは、上級生になればなるほど

その傾向が強くなるように思われる。

 

それは当たり前のことなのかもしれない。

 

それが大人になることなのかもしれない。

 

本当か?

 

加えて失敗を何か別なことのせいにする子も多いと感じる。

失敗やミスを誰かのせいにする気持ちはわかる、

が、失敗やミスを誰かのせいにしたり、

何か不測の事態のせいにするのであれば

成功だって、誰かのおかげだし、

何かラッキーな事態のおかげにしかならない。

 

僕は、そんなことは嫌だ。

 

成功は全て僕自身のおかげであり

努力が実った成果である。

 

その代り、

どんな失敗もミスも全て自分自身で背負う。

 

誰がなんと言おうと

僕はそれがカッコいいと思う。

 

 

 

と、東京都知事の話しをTVで見ていて思いました。

 

 

どうせならカッコ良く生きて死にたい。

誰かにそう思われるってことじゃなく

少なくても自分で自分をカッコいいぜ俺!と

思える選択をなるべくしていきたい。

 

ま、これまでの人生失敗ばかりだと思うより

成功ばかりだぜ!と思う方が幸せだからだ。

 

僕の考えが必ずしも正解だとは思いませんがね。

 

僕は、子供たちに必ず言う訳ですよ

 

「諦めるな、諦めたらそこで終わりだ。

    上手くいったら、それは全部君の努力の成果なんだ。」

 

 

あいつもコマを回したらいいんだ、きっと。

 

 

じゃ。

あはは、あは、あはははは!

良いことも悪いことも

なんでか知らないけれど重なるんだよね。

なんでだろうね。

 

 

さて、いくつか並行して進めていた案件が

ほぼ同時期に撮影編集仕上げとなってしまった。

これは良いことなのか、悪いことなのか、、、

 

で、競合案件の企画提出も重なっておりまして

台本の修正と新規台本の執筆とで

割りと頭の中が混乱気味なのは確かです。

でも、こういう時の方が色々と捗るのも確かです。

まるまる4日考えて書いた台本が

ものの数分でボツになりましたが、

その後の打ち合わせを受けて、

その日の夜に書き直し、、、全部書き直した。

夜眠くなる前に投了。

翌日、読みなおして更に修正して提出。

 

「とっても良いです!これで企画提案します!」

 

と、プロデューサーから色めき立った返信。

 

『まあ、天才だからな、俺は』と返信したかったけど

グッと我慢して「はーい」とだけ打ち返す。

 

うん、その方がかっこいいぜ、俺。

 

そんなカッコいい俺に3稿まで進めていた台本に

監修者から意見のメールが届いた。

大きな修正ではなく、微細の部分への修正。

 

そのままサササッと修正して4稿にバージョンアップ。

 

多分、これが撮影稿になるな。

カット割に入ろう。

 

 

そんな訳で今週から来週、

そして来月の初旬までは都合3本の演出作品が動きます。

 

 

楽しみです。

 

 

ほんと、こればっかりは申し訳ないんですけど

僕は仕事が大好きで仕方がなくて、

仕事をするのが楽しくて仕方がないのです。

撮影なんて、ほんと飛び上がるくらい楽しいんです。

辛くて大変な時もありますけど、

終わったら、終わった瞬間に楽しくなります。

楽しい思い出に変わります。

 

そんな仕事です。

 

その部分については自慢というか

羨ましがられても否定できません。

 

あはは。

 

 

でもね、収入面、

 

これだけは駄目です。

 

てんで駄目。

 

地獄です。

 

マジで。

 

じゃ。