2月13日
待ちに待った大会だ。
そう、ベーゴマの。
寸前まで、娘が熱を出したり、奥さんが熱を出したり、
息子が熱を出したり、と次々と
インフルエンザじゃない普通の風邪にやられて。
特に息子は金曜日の夜に熱を出したもんだから、
危うく大会参加中止かとも思った。
が、息子の大会に参加したい熱の方が
高かったみたいで…
土曜日の夜には熱も下がり、
完全回復した。
話は変わるが、順番としては、
ぼちぼち俺が風邪を引いて高熱を出すはずだが、
全くその予兆すらない。
さて、そんな訳で、近所のベーゴマ好き一家と連れ立って
ここの原っぱ広場と呼ばれるところで
行われるベーゴマ大会。
イベント的には昨日と今日の二日間だったそうですが、
さすがに昨日は天候も悪く、息子の体調も悪く断念しました。
さて、すごい人数です。
受付は12時30分だというのに、
すでに15分前から長蛇の列です。
大会は大会専用のコマを貰い参加します。
自分専用のものだと、削ったり、大きかったりと
個人差が大きいからじゃないでしょうか。
とはいえ、大会専用コマも大きな差は無いとはいえ、やっぱり微妙な差はあります。
そこが勝負のポイントになることは
多くは無さそうですが、やっぱり気になります。
あ、ちなみに、大会専用コマは参加賞で貰えるみたいです。
で、受付です。息子といきないり対戦しないように、
家族単位で受け付けてくれます。
僕はDグループで、息子はCグループでした。
また、一緒にきた友人親子はEとFだったようです。
で、ベーゴマ大会のルールはというと
4人から5人が同じ床（ベーゴマを戦わせる台）に
同じタイミング（ちっちのち！と言います）でベーゴマを投げ入れます。
後は、最後まで廻っていた方が勝ち。
弾き飛ばされたり、止まってしまったりしたら負けです。
ですが、引き分けもあります。
弾きあいで、コマが床に残っていない場合です。
こんな場合は再試合。
それを繰り返し
二回勝利で勝ち上がりとなります。
今回参加は130人もいたそうで、
各グループで4組で試合しました。
1組で二回勝てば、勝ち上がりで、
1、2組勝者同士で対戦。
ここを勝つと3、4組での勝者と対戦。
つまり、グループの勝者決定戦。
グループ勝者は
グループ勝者対戦に進みます。
今回はAからHまでの8つあったので
4グループで一つの床で対戦です。
これが、準決勝でベスト16、
ここで4人に絞られて決勝戦。
4人で一つの床で戦います。
※記憶が曖昧な部分もあるので、
間違っていたら訂正ください。
と、まあ、そんなベーゴマ大会だ。
とりあえず、息子はほっておいて
自分のことに集中しないと。
1回戦目。人数が多くて5人対戦でした。
で、そうそうに一人勝ち抜け、
残り一人枠になってから、引き分けの連続。
この緊張感久しぶりです。
が、一本は取ったのですが、負けました。
先に二本取られ一回戦敗退。
で息子が心配なのでCグループに飛んでいきました。
すると、負けて泣いているはずの息子が
びっくりしたような顔で手招きをするじゃありませんか！
「おい、どうした？勝った？負けた？」
「勝った！僕、二回連続で勝った！だから（次の対戦を）待ってるの！」
「なにーーー！すごいじゃないか！」
本気で抱きしめたくなりました。
で、なんと参加した友人親子も無事に一回戦突破。
俺だけ敗退か…ううう。
で、二回戦。
あれだけ、自宅近所でやっていた時は
床に入らないことすら多かったのに、
確実に入れてきます。
へなちょこ回転でもなく、ビシッとと回してきます。
かなりカッコいいです。
そして、なかなか決着がつかなくい頃、
友人親子が二回戦敗退したとやってきました。
そうです、息子が勝利の希望の星となっているんです。
すごい、それだけで泣けてきます。
そして、数回の引き分けの後、見事勝利。
「うしっ！」
と、勝った時の喜びもサマになってきました。
そして、いよいよ、三回戦。
ここで勝つとグループ代表です。
グループC勝ち上がりです。
どうみても、小学校1年生はいません。
中には大人だって混じっています。
皆本気です。
ここまで残ったのには何か理由があるのでしょう。
皆、確実に旨いです。
半年も経験の無い息子が、
ここにいることは奇跡かもと思った時です。
息子が勝ち上がりました。
一本目は他の3人の自滅でラッキーな勝利でしたが、
最後の勝ちは、最後の最後まで廻って廻って、
相手のコマとの持久戦での勝利。
息子の数倍飛び上がるほどの嬉しかったです。
「は？おい！お前ベスト16じゃねーの？」
「うん！」
どれだけすごいか分かってないようです。
130人中の16人ですよ！
ラッキーだとしたら、
恐ろしいほどの強運です。
でも、強運もここまででした。
なんとか一本は取ったものの、
あえなく、大人に負けてしまいました。
ですが、状況からして、
小学生1年生ではトップだったのでは…
で、それからの息子の機嫌の
良いこと良いこと！
ほんと、良かった遠くまで参加しにきて。
で、大会の優勝は小学校5年生くらいの男の子でした。
この子は先日行われた大会でも優勝したそうで、
実質日本一のベーゴマ使いであるそうです。
言われてみると、そのオーラはただものではありません。
何事も日本一とはすごいものです。
もう、居合切りのような感じで
コマを回す姿はシビレます。
あ、ベーゴマ日本一ってことは
つまり、ベーゴマ世界一ってことじゃないかしら！
すっごーい。
一度、手合わせ願いますって感じだったけど、
大人の対戦で忙しくて、近づけませんでした。
大人まで本気にさせるほど強いってことです。
つーか、子どもにも対戦させてあげよーよ。
日本一との対戦する機会なんてそんなに無いんだからさ。
じゃ！
