12月19日
台本をある程度書き上げ、
提出をあえて夜に設定しておいてから、
子どもたちを連れ、
幼稚園のつながりのお父さんにメール。
「最近、ベーゴマ回してないんですが、どうですか？」
なんだか、月に一度から二度は必ず
どちらからともなく、ベーゴマ回しませんかと。
あえて名付けてはいないが
これは立派なベーゴマの会じゃないだろうか？
二家族とはいえ人数は四人。
更に、互いの弟と妹もやっと回しせるようになってきたので、
おいおいでなく、もうすぐにでも、
六人の規模になりつつある。
これをクラブとか同好会とか言うことに
異論を挟む余地は無いだろう。
でだ、終わった後、
毎回ではないが、お互いの家族を誘って
近所の居酒屋へ夕食に行く。
うちはもちろん夫婦で下戸だから飲まないけどね。
まあ、だから、あんまり居酒屋に行こうって話しにはならないんだけど、
この店は別格扱い。
何故かっていうと、広いキッズスペースがあるから。
DVDデッキとかもあって、
常時ミッキーとかのビデオを流すことができる。
そうなると、つまり、
親は子どもに、子どもは親に気を遣わずに過ごせるっていう…
居酒屋なのにファミレスであり、キッズレストランでもあり…
で、しかもだ、
常備されているDVDに
ドリフの八時だよ全員集合があるのだ。
これが見事に子どもたちを虜にさせる。
まさに、志村後ろ！を間近で見られるのだ。
ドリフも面白いし、子どもたちの反応も面白い。
あの名作コントとして名高い、
お化け屋敷コントやピラミッドのミイラコントでは、
見ていて怖いくらいに子どもたちが笑う、笑う！
こんなに面白いビデオ見たことない！と。
で、お互いの父親は言うのだ。
「だろ？ドリフ最高だろ？」
その日の息子日記は
二ページに渡って、
いかにドリフが面白かったかが書き連ねてあった。
『ドリフを見て膝を叩いて、痛くなるくらい
笑った』
つーか、うまいな文章…
数年後に確実に抜かれそうだ。
ああ、子どもの成長とドリフは恐るべしだ。
じゃ。
