6月21日
幼稚園の父兄参観日であった。
同時に父の日でもあった。
さて、うちの子供たちは
当たり前かもしれないが、
同じ幼稚園に通っている。
上の子が年長さんで下の子が年少さん。
どちらも早生まれなので、
クラスの中では割と小さい方。
下の子は特に小さい方で、
一番前争いになっているくらい。
で、今日はそんな幼稚園の参観日。
すっげー雨で億劫だったけども
下の子がどのくらい
幼稚園でやってくれてんのか見たかった。
自宅では、落ち着き無くて
人の話は聞いてなく、
気に食わないと大声で泣き、
機嫌が良いとたいてい暴れている。
もう、ほとんど自宅では暴君のような振る舞いである。
そんな娘だ。
幼稚園では、どんなんだろう。
先生は何も言わないが、
よほど我慢しているのかもしれない…
で、上の息子の方は
幼稚園最後の年であり。
ここでの様子が
来年の入学への不安に変わるわけだ。
何かと早生まれは損なことも多くて
基本的には4月生まれと比べると
1年近くの年齢差があるわけで…
おいおい、その溝は埋まると思うが。
僕は4月生まれだったので
そんな苦労というか気苦労というか…
全然知りません。
でも、奥さんが3月生まれなので
その辺何かと理解しているようです。
そんな訳で幼稚園の年長さんと年少さんの部屋を
行ったりきたりする僕と奥さん。
まあ、他にも似たような家族構成の家はあるので
そんなに珍しいことじゃない。
初めは一番不安だった娘の方から見てみる。
色々と友達と話しているものの、
いたって普通で、暴君の片鱗は一切ない。
ずっと席に座っているし、
先生のピアノに合わせて唄も踊りもきちんとやっている。
そうか、最近、自宅でよく歌っているけども、
幼稚園でこんなに楽しそうに歌っているってことか。
でんでん虫とかお弁当の唄とか
娘は機嫌が良いと必ず歌っているのだ。
上の息子の時は…
未だにまったく唄を覚えてこない…
教室でも全然歌ってない。
横向いて話しばかりしている。
うーん。
微妙。
年少さんは保育時間の半分は
シールノートに出席のシールを貼る。という作業。
上の息子の時もそーだったので
さほど気にはならないが、
初めての時はさすがに面食らった。
え？シール貼るだけで、
40分？
いや、見れば分かるけども
その作業ひとつで、
保育室はカオス状態であり、
それをたった二人の先生で見るというのは…
どのシールを貼るかで迷う子もいれば、
シールノートが無いと無く子ども
おもらししちゃう子や
トイレから出ても帰ってこないこ。
映画のキンダーガーデンコップで
シュワルツさんが、こんな状況に陥り
さすがに大声を出して泣かして収める
なんてシーンがあったけど、
大声を出したくなる気持ちもうなずける。
でも、先生はいたって冷静で
毎日のことなんだろうけども、
ポロンポロンとピアノを弾いて
子どもの意識を引き付ける。
これが見事に静かになるもんで、
聞いてない子もいるんだけども、
徐々にピアノの音が聞こえてくるらしく、
3分かからずに静かになる。
なんだか、
タイの象の調教師を思い出した。
で、息子の方も見てみる。
ま、こっちはさすが年長さんで、
なんだかんだ言って
先生の話は聞いているようだ。
七夕に向けた短冊を作ったけども（親子で）
失敗せずになんとか作れた。
で、最後に子どもたちが書いた
パパの似顔絵をもらった。
息子のはメガネもヒゲも
そして携帯電話も書いてあった。
娘のは日ごろ書いている
アンパンマンの基本形だったけど、
鼻の部分だけが、かなりそっくりに書かれていた。
そんなに鼻大きいか俺？
まあ、そんなもんか。
そんな訳で子ども二人の父兄参観は終了。
息子とは、これが最後か…
次は小学校。
娘とは、あと二回。
うーん、回数で考えると
かなり少ないなぁって思ってしまう。
※夕方、息子はハムナプトラを見てたんだけど
寝る前になって思い出したらしく、
怖くて眠れない…って欠伸しながら訴えてきた。
添い寝したら5分かからずに寝た。
じゃ！
