11月21日
VPのオフライン試写。
昨日、やれることは全てやったので
時間通りに試写会場に行くのみ。
オフライン期間が少なかったため
ギリギリの時間を設定していた。
18時、試写開始。
蓋を開けてみれば
余裕のよっちゃんイカで間に合ったんだが、
こういうものは何があるか分からないから
少しでも余裕が持てる時間を作るのだ。
クライアントさんは総勢8名。
こちらは3名だったが
一人は見習いでそれも営業職。
発言権は無い。
いや、発言したって誰も怒らないし
ウエルカムなんだけど、
彼の表情を見る限り
自分には発言権が初めからあり得ない
といった風情である。
まあ、それはそれ。
で、オフライン試写を始める前に
喋れるだけ喋っておく。
これはオフライン試写なので、
いくつか問題を残したままなので
事前に先入観を持って見て貰わないとならない。
これが完成品であると
ために勘違いする方々もいらっしゃるので
完成に非常に近い形ではあるけども
これからクオリティを更に上げていくんですと。
そうして話している間にも
台本を開いて中味を確認している方もいる。
すでに俺の話しを聞いているのではなく、
この時間を利用して見る前の確認を始めているのだろう。
その気持ちよく分かります。
俺自身、そういう人間なので、
あまり多くを話していると聞く方も
話す方も飽きてしまう。
「では、さっさと始めましょうか！」
スタートする直前に
完成予想尺をサラッと言う。
そこを事前に突っ込まれるわけにはいかない。
「23分弱あります、再生開始！」
え？とした方もいたが
再生はスタートする。
確か20分って…と思った顔だ。
いや、あの時、オーバーするって
言いましたよって顔を返しておく。
感傷後は23分の話しなど
まるで存在しなかったかのような感じに。
つまり、23分でOKだってことだ。
内容さえ面白ければ
時間を感じなければ20分も23分も大差ない。
いや、つまらなかったら20分だって15分だって
耐えられるものじゃない。
いくつかの修正が出たものの
嬉しいことにクライアントさんは
この状態でもかなり満足してくれたようで、
更にクオリティをあげるための修正・直しを
全員で考える的な雰囲気にまでなった。
いや、まあ、一つだけ
ネガティブ修正があったが
それも致し方の無い部分。
大きく見てみれば
任せて良かったと思ってくれた様子であった。
打ち合わせ時は、
もしかすると敵側か？と思わせる方もいたが、
試写後には逆に身を挺して守ってくれるような方に。
特に撮影に立ち会ってくれた方々は、
感嘆の声をあげれくれる程だった。
でも、ここで手を抜いてしまってはいけない。
嬉しいからと言っても
出来ることと出来ないことがある。
修正プランにしても
技術的に出来るがやりたく無いことや
やりたいけど技術的に無理なことなどを
着地点を見据えた上で
打ち合わせておく。
「完成、楽しみにしています！」
何度も辛い試写を経験したことがあるが
今年はどうやら辛い試写は無いまま終わりそうだ。
良いことは続くのかもしれない。
自宅に帰る際に
郵便ポストを見ると
一通の封書。
開けてみると来週行われる
ウルトラマンの
クリスマスパーティー招待券が当たった。
いや、子どもたちはウルトラマン好きではない。
そんなこと知ってたけども、
応募してみただけ。
自宅に入ると子どもたちは風呂に入っていた。
「○○！ パパが
ウルトラマンパーティー当てたぞ！」
「えー！やったー！」
「やったー！」
「…ウルトラマンパーティーってなに？」
うん、意味が分からなかったら
喜ぶ前に聞こうよ。
な。
でも、まあ、結果的には
無料でおでかけ先ゲーット！
多分、君たちより
パパとママの方が嬉しいのだ。
じゃ！
