3月24日
昨日から始まっている
ダビング作業に顔を出す。
全ての音要素を
張り付けレベルを調整していく。
そもそも現場では聞こえなかった音や
時間を表現するための効果音、
そして、映画全体の
トーンをも左右する音楽。
映画は総合芸術だ
と聞いたことがあるが
芸術はともかく、
総合であることに間違いはない。
簡単に別けると映像と音だけなんだが
光と影、芝居やカメラの動き、
美術と音楽、効果音。
”触る”以外の感覚全て。
金的以外なんでもありな感じ。
だから映画が凄いとか
偉いとかじゃなくて
逆にこんなにも多くの人間が
関わらなければならないという
現実を改めて感じた。
映画は厄介な代物であること
にも間違いはない。
さて、ダビング作業は明日まで続き
いよいよ明日完成を迎えることになる。
が、正確にはこの裏で
ネガ編や光学録音などがあり
完成１歩前の0号試写、
完成プリントである初号試写と続く。
ちなみに初号は
４月の予定である。
公開は4月21日より
完成してすぐ公開…
世の中には完成してから棚上げを食って
正真正銘眠っている映画も数多くあるのに
この現実はにわかには信じられない。
インディーズで始まった製作体制が
気が付けばアップ前に配給が決まり
公開日程も固まり…
あれよあれよと…
本来ならこの小さな映画の
大きな軌跡を日記に…
と書きたいところではあるが
まだ話せる段階ではないだろう。
この大きな大きな軌跡を。
あ、軌跡であって奇跡ではありません。
じゃ！
って！ちょっと待てや！
電車とかの車内マナーとかさ
中吊りとかポスターとかで
携帯がどーだ
ステレオのボリュームがどーだ
人数分椅子に座れとかって
書いてあるけどさ
その前にお前ら
全員マスクしろマスク！
電車の中で咳とかノーガードですんな！
風邪菌とかそれに類する菌を撒き散らすなよ！
電車ん中だと逃げ場はねーしよー
で、なんで風邪を感染されたくない方が
マスクしなきゃならねーんだ！
もう、てめーの口から出た風邪菌が
俺の喉の奥に張り付いて、
結果具合が悪くなるなんて
想像しただけで風邪ひくってんだ！
風邪を引いたらマスク。
これもマナーにしよーよ。
せっかく治ったと思ったのに
電車乗ったら咳が出そうな気配になっちゃったよ。
じゃ！
