12月27日
VP撮影の二日目。
昨日は大雨が降り状態としては
最悪としか言いようのない感じだった。
いや、本当はそうじゃない。
昨日、撮影した分はそのほとんどが
室内のシーンであり
外での撮影分は
なんと無理を承知で書いてみた
『S#00 オフィス街（雨天）』
という内容であったのだ。
書いてみて本当に雨が降るなんて
この上ないくらいありがたい。
過ぎ去る日々の時間経過を出すために
毎日晴れたりしていたら
あまり感じじゃないなぁと考えていたんだが
結果は、あの大雨。
撮影する際には中途半端な雨では
映らなかったりして余計最悪な場合もあるが
昨日の雨のすごさといったら・・・
本当にありがたい。
久留米で天気には痛い目にあっているので
これは僕の行いに対しての
ある種の贖罪めいた天気なのだろう。
よかろう、許すぞ。
で、そんな訳で二日目の今日に至っては
雨だったら絶対に撮影できない内容のシーンばかり。
空を見上げると青い空が見えるし
感じの良い雲も出ている。
こんなことがあっても良いのだろうか？
雨と書いたら雨が降り、
晴れないと撮影できないシーンの日程であれば
天候はこれ以上ない快晴。
これは非常についている。
だいたい、今日はナイターもあり
気温的にもやばい可能性を秘めていたが
昼間にあれだけ晴れ
夜もその温度を引きずるように
あたたかくなっていた。
あたたかいというの御幣がるな。
あまり寒くなかった。
本当にありがたい。
これは僕がついているのか
それとも俺がついているのか
もしくはハセがついているのかだ。
結局、撮影は23:30終了予定を
大幅にマキあげて22:00終了。
途中、プロデューサーである親分が
「押してるから巻いていこう巻いて！」
なんて言うもんだから
ついつい焦ってしまい・・・
その後、チーフに聞いたら
「押してないっすよ、むしろ巻いてます」
と言われて一安心。
いやぁ、そいう手を使いますか親分。
そういうことなら僕にだって手がありますよ。
同じセリフ、使わせもらいますからねぇ。
遠い、南の空の下でね。
今まで散々経験してきたことだが、
ワンテイク撮影して、すぐにもう一回撮影したい時
状況がクリアな内にと、あまり確かめずにshootした。
が、結果はNGになりもう一回。
そんなことは、経験上無理なのを知っているのに。
特に、車両や外状況を加味した撮影の場合は。
焦ったり、急いだりして撮影を急ぐと
ロクなことがない。
ぼーっと助手を経験した訳じゃないだろうに。
演出する立場になると
とーんと忘れてしまうのは何故だろう。
常に初心忘れるべからずである。
さて、昨日は香盤通り
今日は、1時間30分マキ。
明日は・・・
撮影最終日も勝ちにいく。
じゃ！
