新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

長い長い道(1)

自己紹介がてらに今までのことを
かいつまんで書く。

初めて映画を作ったのは
中学校3年の時だった。
当時は
とんねるずのみなさんのおかげです
とてつもなく流行していて
「やばい」くらいだった。
そんな中学3年の文化祭シーズンに
持ち上がったのが

映画制作だった。

当時はまだ高価な代物であったビデオカメラで
とんねるずの~」をパクって
映画を作ろうなんて
クラスのヤツが言い出した。

僕はクラス内のランクとしては
トップグループではなく
セカンドグループに属していて
なにかとトップグループと
行動を共にしていたこともあり
問答無用で賛成した。

そんな僕に振り分けられた
キャスティング

「おやっさん」

まあ、クラスいちのふけ顔だったこともあるが
結構良い配役だったね。

あー、このままだと話しがそれるので元に戻す。

それが僕の映画制作初体験だった。
そして、この映画制作はめっぽう面白かった。
でも、将来この仕事に就くなんて
夢にも思わなかったけど。

高校生になっても
映画制作の面白さはずっと後を引きずってた。

だから、僕は高校のクラス内ランクで
トップグループになったこともあり
半ば強引に文化祭の出し物を「映画」にした。
そこから僕の転落人生、、、

いや、面白人生が始まった。

結局、高校の文化祭は全て映画を制作し
その全てに主演するという
リーダーならではの強引さで
映画に反対する抵抗勢力には
理屈で押しつぶし、やりたい放題。
ああ、なんて素晴らしい高校生活だったことか。

さて、そんなこんなで
工業高校のくせに就職はせず
日本映画学校」に入学した。
絶対に監督になってやる!
なんて意気込んで入学したが
どうも上には上がいるようで。。。
ちょっとした挫折を味わう。
しかし、そんなことで
諦めきれるようなものではなかった。

「下積みから昇ってやる!」

他の学生が嫌う『助監督』からの
スタートを僕は選んだ。

つづく。。。