新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

本家・カチンコ日記 第161回~第170回

先日惜しまれつつ閉鎖してしまった。 演劇ブック主催サイト アータウン内の映像サイト『モータウン』にて連載されていた日記 「長谷巌一郎のカチンコ日記=本家カチンコ日記」を転載しています。 各日記には楽しい写真が載っていましたが サーバー容量の関係上割愛させていただきました。

では、どーぞ!

第161回
罠 その2(27)
2003年03月16日

もー我慢できん!
痛くて痛くてしょ~がない!

何がって、
「ささくれ」に
決まってるでしょう!

もう痛過ぎる。
どうして薄皮一枚めくれただけなのに
こんなに痛い訳?
お~う!
ポケットにいろいろな道具を入れてるから
手を突っ込む度に痛いんだよ!
お~う!
まったくよぉ。
外食が増えるとすぐにこれだよ。
正直なもんだねぇ。
体ってさぁ。
正直過ぎだっつうの!
お~う!
水絆創膏を塗ったらすげ~シミルしよぉ~
久しぶりにシミて痛くて泣いたっつうの!
お~う!
やっぱ食生活は大事だねぇ。
外食や弁当が続くとすぐ体壊すね

う~
喉も痛い。
柚子茶のも。

▼傷には水絆創膏塗ったらダメらしい罠

第162回
罠 その2(28)
2003年03月17日

いつからだろう

買いだしや荷物の運搬などをやらなくなったのは…

いつからだろうか

雑用を若手にやってもらってるのは…

いつからだったか

現場で走り回らなくなったのは…

いつころまでだったか

一人で全てやることに喜びを感じていたのは

いつのまにか忘れてた

でも、全て思い出した。
今回の仕事で

あん時俺は走ってた
あん時俺は全力だった

あん時俺は楽しかった
あん時俺は映像に関わるだけで幸福だった

思い出した初心。

今楽しくて仕方がない。

あ、村本さんからの呼び出しメールだ!
接待交際費がまた飛んでいく…

はあ?甘いもの?
差し入れろと?

このおっさんだけはまったく…

▼明日も早いぞがんばるぞな罠

第163回
罠 その2(29)
2003年03月20日

仕事に向かおうと外へ出ると思いの他に寒い。
晴れていたからと薄着をしてきたものだから、
キリリとした寒さが体にしみた。
煙草を一本吸い切る前にバスが来たので助かった。
あまり混雑してない車内ではすぐに座ることができた。

相変わらず駅前では政治家やらなにやらが、
拡声器で訴えかけている。
不思議なもので、あんなにも大きな音量でも本人に聞く意思がないと
内容など全く記憶に残らない。
僕が政治家になるなら駅前での演説は辞めようと思う。

下り電車は混雑していた。
この路線は上りも下りも混みあう。
軽く舌打ちをしながら電車に乗り込んだ。
40分も電車で立って、仕事に行くとなるとさすがに憂鬱だ。
後1ヶ月もすれば、また仕事先も変わるので我慢しようか。
しかし、毎日毎日何年もは考えられない。
ご苦労様です。
座席が空くのをキョロキョロと捜す自分が許せない。
がんばって立っていこう。
痩せるかもしれないし。

電車のドアが開く度に冷たい風が吹き込んでくる。
ドアの近くにいたが、自然と通路の方へ行ってしまう。

今日は卒業式だろうか「はいからさん」が数人いる。

あ、今、目の前でホームと電車の間に物を落とした人がいる。
電車をやり過ごさないと取れないだろうなぁ。
朝一のミスはその日一日に影響する。
僕も気を付けよう。

長くて意味のない文章になった。

今、見えたことをツラツラ打ってみたがあんまり面白くはないね。

そうそう、今度博多に仕事で行くんだよね。
明太子だよね。
とんこつラーメンだよね。

あー腹減った!

▼別のことで気を紛らわしているらしい罠

第164回
罠 その2(30)
2003年03月22日

福岡に行くため、羽田に向かっている。

ドキュメンタリー内容の核となるイベントがあるためだ。

主人公は風邪で高熱を出しながらもイベントに向かう。

ただ見守るだけしかできない栗田さんと僕は
フィクションより劇的なノンフィクションに興奮している。
次にどんなことが起こるか?
一体どんな結果なのか?
結果をどう主人公は受け止めるのか?

結末はわからない。

第165回
眠れぬ夜(1)
2003年03月23日

うおー!
うおー!

俺は今猛烈に感動している。

福岡で俺は号泣し感動した。

結果は目標と違っても努力した過程は変わらない。
その過程が素晴らしければどんな結果だって素晴らしい。

何百日も努力したってダメなことだってある。
でも後悔しないことが大切なのかな。
その為に何をするのか、何をすべきか…
1分30秒の短い時間の中で、
泣きながら痛感した思い。

栗田さん!
きっと素晴らしいドキュメンタリーになります!

▼感動して眠れない夜

第166回
眠れぬ夜(2)
2003年03月24日

博多明太子をしこたま買い羽田に着いた。
いろいろな機材を無料で借りたため
御礼の明太子が大量に必要になってしまった。
これなら金出して借りた方が…いや言うまい。
機材を返却し家路に着いた私は
帰るなり寝た。
まだ16時だったと思う。
21時に起きた。

だから眠れない…

▼「昼寝をすれば夜中に~♪
  眠れないのはどういう訳だ~♪」

  井上陽水です。

第167回
眠れぬ夜(3)
2003年03月28日

ぽかぽかと気持ちが良い。
やっと春らしくなってきました。

桜もチラホラ咲いてきて欠伸の数も増えてきました。

もうさっきから欠伸の連発。
欠伸しっぱなし。
だって昨日久しぶりにCMの現場に出たから。
疲れたのなんのって
喉が痛いのなんのって
使ってない筋肉を使った感じ?
なんだよね~

ま、だから昨日はぐっすりだったんだけどね。
しかし、ポカポカしてると眠いね~

ふぁ~あ

欠伸すると涙が出るのは何故だろうか?

▼眠れない夜なんか無い!

第168回
眠れぬ夜(4)
2003年03月29日

今日初めて心の底から英語を理解できるようになりたいと思った

英語を話す取材対象者とコミュニケーションを取りたい
彼の胸の内を理解したい
彼の本心を知りたい

目の前で栗田さんと取材対象者はガンガンに英語で会話している
知りてぇ~!
何喋ってるか知りてぇ~!

某工業高校を優秀な成績で卒業した俺には
全くと言っていい程理解できない。
あ、工業高校のせいにしてるな俺。
違う違う
俺が悪い
うん
悪いのは俺
まあ、いい

英語を覚えて世界に羽ばたきてぇ~
パタパタとな。

誰か俺に英語を教えてくれ!
書けなくていい
読めなくていい

理解して喋りてぇ!

▼パタパタパタ~と眠れない夜

そういえば、パタパタママっていたな

第169回
眠れぬ夜(5)
2003年04月03日

ほぼ毎日八王子に行ってる。

八丈島にいるどっかのマスクマンとは大違いだ。
関係ないがな。

さて、八王子も東京都なのだが都心と比べて寒い気がする。
まあ、まだ雪の残るとこに比べたら夏みたいなもんかもしれないが。

あ、何が言いたいかと言うと
着て行く服装のこと。

家を出るときはポカポカだから薄着していくんだけどさ
八王子着いたらなーんか寒い訳よ。
仕事は八王子だから一枚余分に着てくんだけど
今度は暑い訳さ。
電車の中とかが。
汗かいて外出るとよくないじゃん?

だから微妙だよね。
特に春先は風邪を引きやすいからさ
俺、体が資本だしさ

だからみんなはどーしてんのかな?と思った訳さ。

あ、ちなみに俺は面倒臭がりだから
一枚手にもってくつーのは嫌。
え?「何を我が儘なことを!」て思った?
思わない?

「どっちよ!」

まあいいか。
独り言はこれくらいにしとこう。

そうそう
ちなみにさ
朝、窓開けたらすげー晴れてるんだけど
天気予報が雨だったら傘持ってく?

俺、持ってかねー

だって面倒だも~ん

▼独り言ばかりで眠れない夜

第170回
眠れぬ夜(6)
2003年04月05日

似てるかもと思った
農業と。

手間と時間をかければお金はかかるが、いい物が作れる。
もちろん不作の時もある…

と、最近、宅配無農薬野菜(高糖度トマト)を喰ってて考えた。

ちょっとブルジョアな感じ?

▼もう他の野菜が食べられなくて眠れない