新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

オンだかオフだか、でも編集に違いない。

12月2日
実際は2日に日記を書こうとしたら
ココロブがメンテナンス中で。

で、現状、こうして日記書いているのは
3日から4日になろうとしている瞬間であるが、
12月2日の日記を書いておく。

仕事の数や種類には色々ある
当然、仕事ごとの事情だって同じ数だけある。
とはいえ、似たような状況や似た印象ってのは
よくあることで、経験上から解決策を見つけ出す際
結局のところ、この似た状況を引っ張り出して
解決策を試行錯誤する。

さて、今回の仕事は編集とMAのみの仕事だ。
用意された素材を用意された構成案にのっとって
編集を進めていくだけなんだが、
楽か楽じゃないかと言うと
そこそこ楽だけども、
本心では楽じゃないって感じだ。
それに、ファイナルカットで編集した映像が
そのまんま、本編集扱いにもなるので、
色々と別な気苦労も多いのだ。
とはいえ、ファイナルカット編集が
本編集扱いってのは経験上あるわけで、
また、編集のみの仕事ってのも
いくつも経験してきてはいる。

そんな経験から対応策は
すぐに考えることができた。

どんな仕事でもそうだが
入り口と出口の問題。
特にVPとなると、仕事によりバラバラで
たった二人にしか見せないものから
数万人の社員が見るビデオまである。
そんな状況を作る前に知っておくことが、
様々な部分での決定に役に立つ。

例えば文字の大きさ。

小さな会議室で見るのか
ホールでプロジェクター上映するのか

その形態によって
文字の大きさや形(フォント)も変化が必要だ。
また、見る方々の年齢層なども、
演出や台本にも大きな問題を残すし
音楽の趣味趣向なども年齢層って結構影響している。

で、これがCMやTVとなると
全く別な問題になったり、
別の角度から考えなくてはいけなくなる。
こればかり、その仕事ごとに全く違うので
一概には言えないが、
分かる範囲で知っておくことは、
これから作る物に多大な影響を及ぼす。


って堅苦しいことはいいんだが、
先日、ファイナルカットがインストールされたMac
素材がたんまり入ったHDDを持たされて、
自宅で編集作業をした。

なんだかんだといって
二日で全ての作業を終えることができた。
で、後は、今日これからの仕上げ編集。
ここからは僕のわがままに近いんだけど、
この制作会社では何度か仕事をさせてもらっていて
その時、いっつもオフラインの編集をしてくれていた
制作部の兄ちゃんがいたわけさ。

で、彼はかなり上手にファイナルカットをいじってくれてね。

それで、今回、
仕上げってほどじゃないけども
細かいエフェクト部分や
やりたかったけど出来なかった部分を
やって頂くという我がままをオーダーしたわけ。

それが今日なんだけどさ。
このファイナルカット野郎も真面目な奴で
いきなりワンカット目から
高度な技を発動させようとするんだ。
でも、冒頭で言った通り、
今回の映像には今回に相応しいレベルってものがある。
特に今回はやりすぎは良くない。
穏やかに、穏やかに、

とはいえ、彼の腕は
やっぱりなかなかで、
どんな技を使ったのは分からないけど、
やりたいけど出来なかったことを
ほいほいと作り上げてくれた。

ありがとう。


まあ、この、オンだかオフだか分からんが
編集作業に参加してくれてありがとう。


数日後にどっかで
僕の知らない時間場所で試写があり…

背後から矢を放たれるように
修正依頼が来るような気がしている。




明日の予定。
夜から打ち合わせ。

じゃ