新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

多いからいないのか、辛いからいないのか・・・

4月30日
8月クランクインする映画の
助監督を探していた。

今までの現場で一緒に仕事をした中から
次々に電話をかけてスケジュールを確認。
なかなか見つからない。

「7月からモンゴルなんです!」
「8月から地方ロケものが・・・」
「おかけになった番号は・・・」


ここ数年で制作される邦画数が
増えたと言われるが
これだけ方々に電話をして
助監督が見つからなかったというのは
やっぱり制作数が増えているのだろうと思う。
特にサード助監督という
一番体力的にしんどいパートの
やからが見つからない。

いや、正確にはみつからなかった。

昨日の夜にはなんとか
セカンドとサードの助監督がみつかったのだ。
かなりほっとする。
準備は7月に入ってからであるが
7月8月とか言うのは
ただでさえ撮影が多いので
早めに見つけておかないと
ギリギリで泡を食うことになってしまう。


二人の助監督の話しは
おいおい準備中や撮影日記で
触れることにしておくが
両人とも信用できる人間なので
間違いはないと考えている。

頼むぞ、二人とも!

さて、そんなこともしながら
相変わらず企画を考えている。


で、また、スターチャンネルで映画を見る。
今日、放送されたのは『ソウ』っていう
サスペンス?映画。
劇場公開時の予告見たときは
ホラー映画かと思ったが
かなり怖い部類のサスペンス映画だった。
いや、サスペンス映画とホラー映画の境が
どこにあってどんな定義かは知らんが
見た感想としてはサスペンスだなと。

で、この『ソウ』だが
ネタバレすると全く面白くないので
詳しくは書かないが
見ていてかなりハラハラしてしまった。
まあ、つまり、その手に引っかかったということだが
そのトリックに新鮮さも感じたが
同時に『セブン』にも通ずるかもと
心理的なトリックに関しては
あちらの映画は旨いなぁと。

相変わらず、最近の映画は
カッティングが早く目まぐるしい。
この秒数は本当に
理解できるスピードなのだろうか?
いや、理解しなくともいいのかもしれない。
なんかすごいとか怖いとかが伝わるのなら。
ゲームにしてもそうだが
なんにしても映像のスピードが早い傾向があると思う。
悪いことだとは思わないが
視聴スピードというか
理解するための最低限のスピードを超えた
カット割が多いように感じる。

年齢的なこともあるかもしれないが。

早ければいいってもんじゃないぞ!
と、怒りたくなるTVや映画も多い。

難しいもんだ。






おっと、メールが来たのでここで・・・

じゃ!