読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

映画 サンタクロースズ プレミア試写会&舞台挨拶

2015年8月28日
この日は、僕にとって忘れられない日となりました。
拙作 映画「サンタクロースズ」の
プレミア試写会&舞台挨拶の日だからです。

20150829_181210
※二回目の舞台挨拶時の写真です。

数週間前から緊張というか
そんなような感じがずっと渦巻いていて…
ウズウズというか、まあグズグズというかしてて

とうとうこの日を迎えられたことは
喜び以外のことはなく、
ただただ嬉しくてて、楽しくて。

この日記を書いているのはすでに9月1日ですので
思い出しながら、断片的ですが書いていきますね。
支離滅裂でごめんよ。

まず、舞台挨拶上でも話したというか
イジられた話しですが、
この日のためにダイエットしてました。
キッカケはMIRAI社長の一言。

「監督はデブだからさー」です。

この一言で火がつきました。
メラメラというかゴーゴーと
火というか炎が出ました。

で、期間が長かったので挫折しかけましたが
なんとかかんとか 約7キロ体重を落とすことに成功
数年前から着ることができなかった
結構お高めのスーツを着ることができました。

さすが俺です。やると言ったらやります。
やる男です。

20150829_214344
※これでもだいぶシュッとした…

つーか、晴れの舞台挨拶で自身のダイエットの話しかよ!

-----

で、言おうと思ってて言えなかった
撮影中の話しね、

岩田陽葵ちゃんが話してたことで
控え室で岩田さんと市來玲奈ちゃんが
現場で歌ったり踊ったりしてたら
市來さんのピンマイクがONになったままで…
会話が全部、僕に聞かれてたって話し。

僕側から見た話しは…

ハイエースでの撮影の準備中

11893956_1485984121699486_918381601
ハイエース、ナンバープレートにも注目してみて。

12111
※最高だよね。

大きくセッティングが変わることになり
撮影中だった市來さんに

「ちょっと近くで待っててよ」

と待機の指示を出しました。
控え室が現場のすぐ近くだったし
外は雨でもあったので
市來さんは控え室に戻ったらしい、、、
僕はこの時、控え室に戻ったことは知らずにいて

「準備OKでーす」とスタッフから声をもらい

「じゃ、市來さーん!おいでー」って言ったら
録音部さんが

「監督、彼女なら控え室みたいです」

「え?そうなの? って何で分かったの?」

「マイクがONになったままです。あ、今、歌ってます。」

「う、歌ってる?」

「ええ、妖怪ウォッチ」

「よ、妖怪ウォッチ?」

と録音部さんがヘッドホンを差し出してくれて…

ピンマイクってね、
首元だったり、胸元に付けるマイクなんだけどね
とってもクリアに聞こえる訳
特にヘッドホンするとね、
耳元で歌ってるの?って感じ。

うわー

って、ずっと聴いてたら変態監督なので
すぐにヘッドホンは外して
控え室に呼びに行ったのです。

で、ドアを開けるなり

「妖怪ウォッチ!」

って言ってやりました。

「え?え?え?な、なんで?」

「ピンマイクONになりっぱなし」

「あー!」

てな感じでしたね。
もう撮影は後半戦でしたので
市來さんも現場慣れしていましたから
とってもリラックスしていたってことでしょう。

でも、マイクのONOFFは気をつけましょうね。

特に女性だとね、
録音部さんが男性だと
いちいち消しに行けなかったりすることもあるのでね。
特に今回は録音部さん一人体制でしたから
その辺りでは、ごめんなさいね。

あと、市來さんの初演技、初現場の印象ですが
初とはいえ、人前で何かをするという行為自体は
慣れている訳ですよ彼女は。
コンサートや握手会、
更にダンスなどで人前に立っていますからね。

だから、というか、非常に肝が座っていたというか
普通の子が第一段階のハードルになる
羞恥心の壁の初期段階は簡単にクリアできてました。
加えて、今回は衣装はサンタ服です。
これはある意味覆面効果もありますので
その辺りでは、
演じやすい環境だったんやないかなぁと思います。

一つだけ、とーっても言いにくそうにしてたセリフがあったなぁ

「すっごい恥ずかしいです!」って。

121051
※可愛いよね、市來玲奈ちゃん。

なんなら、このセリフ言わないとダメですか?って
怒られそうなくらい(笑)
映画を観た方、どこか想像してみてください。
これから観る方は、ここか!って探してみてね。
答えは教えませんよ(笑)
彼女の名誉のためにね。

で、彼女のブログでも書いてありましたが
僕が心がけたのは、話しを聞くことでした。
撮影する時間は限られていましたが
絶対に必要な時間というものが撮影にはあります。
今回は、「俳優部と話すこと」と思い取り組みました。

個人的に島田さんや大鶴さんと沢山話したかったし
若手俳優部たちは話すことで
緊張や不安が溶け、
役者の本分である「役割」の到達点を
見つけ出すことが出来ると考えたからです。

それは、どんな端役であっても
同じスタンスで臨みました。

言葉としては 「端役 ハヤク」ですが、
端役は台本上にはありません、
どんな役も「役割」があります。
だから役者なんです。

その役割を果たすことが 役者の使命で
その役割を果たしてもらうことが 僕の使命です。

その方法を今回は「話すこと」にしたのです。

12071
※監督って職業は「話すこと」が仕事のメインかも

結果は、大変うまくいったと思います。
事前に決めたことも沢山ありましたが
現場の空気、現場にある小道具や相手との距離、
様々なことが事前の練習とは違います。
当たり前です。

つまり、現場で変わるのも当然です。

12079
※芝居だけじゃなく、映像も撮影時(肉眼でみた時)と
  編集して色調整した後では別物になるよ。

120719
※子供たちは皆がんばった!

あ、あえて変えない、
徹底的に理想を極めるという方法もあります。

サンタクロースズでは
芝居テストをしながら磨かれていく
変化していく芝居が楽しくて仕方ありませんでした。
やればやるほど良くなっていく
その芝居向上曲線は
回数と時間を追うごとに上がっていくのですが
ある瞬間からいきなり下がります。
一度下がったら上がってきません。

下がるちょっと前にピークがあります。

このピークは人それぞれ違うので
全員がピークってことはまずありません。

誰がピークの時にシュートするか
それが多分監督という仕事のほとんどでした。

しかし、それはとっても楽しい作業でした。

でね、僕が舞台挨拶で言いたかったことは
「前決めたことと違うじゃんよ!」っていうのは
現場の状況や空気感を読み取って
臨機応変に芝居を作ることができるって意味なのです。

と、落ち着いて舞台挨拶を振り返ってみました。
色々と言い足りない部分があったり
なんであの話題を言わなかったのかって反省もしてます。
次に何か機会があれば言おう!

-----

舞台挨拶は、その後、雑誌の取材があり
もう一度舞台挨拶、
そして、DVD用の対談映像収録。

結局、一度もお客さんと一緒に
映画を観ることが出来ませんでした。
それが残念と言えば、一番残念でした。

でも、見終わった方から無言で握手を求められたり
とても嬉しい感想を言ってくれたり
パンフレットにサインを書いてみたりね。

試写会の数日後に映画イメージした絵書いてくれたり…

なんかね、とっても色々なことがありましたけど
作って良かったな、頑張って良かったなと改めて思います。

何度も書きますが、
御来場、ご鑑賞くださった皆様
本当にありがとうございました。

また、これから鑑賞くださる皆様
映画「サンタクロースズ」をどうぞよろしくお願いします。

皆さんにとっての
大切な映画、大好きな映画の一本に、
末席に入れて貰えたら
最高に嬉しいです。

20150801_105609
東京ウィメンズプラザで試写会が行われました。

Photo
※試写には多くの方が来てくれました。
  この場を借りてお礼申し上げます!

劇場公開は
2015年12月4日(金)
渋谷 ユーロライブです。

上映までFacebookページ でも
沢山の情報をUPして行こうと思っています。


映画「サンタクロースズ」
監督 長谷 巌一郎