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新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

その真剣な眼を見たいがために行くのだ。

1月20日
今日もベーゴマ大会がある。



僕は、臨戦態勢を数日前から整えており
行く気は満々だったし
練習もしていた。


が、むしろ忙しいのは子どもたちの方だった。

その日は前々から英会話教室のテストのある日で
午前中は全て潰れる予定だった。
ベーゴマ大会は午後から開催であったが
場所が自宅からでは
だいぶ遠い距離にあったので
二日ほど前に一度断念していた。

でも、やっぱり行きたくて
子どもたちも行きたくて
どうなんだろうね、
間に合うように出られるんだろうかね、
駅から10分ほど歩くみたいだからさ、
12時30分くらいに着けばいいんだけどさ。

と、話しをしていると

毎回、終わる時間って
11時ちょっと過ぎだよ。
だから、新宿で子どもたちをピックアップできれば
充分に間に合うんじゃない?
英語の先生に話しておくね。

と有難いお言葉を。


「でも!大会前に練習する時間が欲しいから
 12時30分じゃダメだよパパ!出来るだけ早く行こうよ!」

「お、おう、分かった。俺が頑張るというよりも君達が頑張るんだけどな」

「うん、分かった!頑張って早く終る!」

「いや、頑張るのは英語のテストの方だ!!」



というやりとりを数日前にしての今日。
充分に間に合う時間に
子どもたちと新宿で合流。

そして、立川の先の日野へ
ひのベーゴマクラブ主催のベーゴマ大会に
参加するべく移動する。



ベーゴマをやるようになってからというもの
地元の幼稚園関連でのパパ友などとの繋がりや
ベーゴマ道場や大会などでちょくちょく会う方々との交流で
知り合いや友人がとてつもなく増えた。
ベーゴマをやっていると、
子どもたちからも、気安く声をかけてくれるので
名前も知らないが、子どもたちの顔見知りも多い。

人見知りで、人付き合いの苦手な僕にとって
この状況は全く想像も付かない世界。
いや、未だに話しかけるのも話しかけられるのも
おっかなびっくりなので、
それだけで勇気が必要ですが。



で、そんな中で知り合いになった方が
このひのベーゴマクラブの方で
先日の江戸東京たてもの園のベーゴマ大会の時に
次は日野で大会があるんですよーと
誘われまして…

ちょうど、江戸東京たてもの園では
散々な成績だったこともあり、
その雪辱先を探していたのと合致したのです。




さて、日野という駅には
初めて降りましたが
隣りの立川が非常に大きな駅だからと
思っていました。

けど、案外こじんまりしてて
なんか良い感じです。




で、ベーゴマ大会は日野宿交流館で行われました。
歩いて行ったのですが、
交流館が近づいてくると、どこからともなく
子どもたちの声が聞こえてきます。

それだけでワクワクします。
とっても楽しそうです。

また、会場では有志の方だと思いますが
豚汁を無料で配っていたりして
非常に身体も心も温めてくれる感じです。
めちゃくちゃ美味かったし。



で、大会を運営している側と
子どもたちとの距離の近さがイイカンジでね。
その距離感の良さが
子どもたちの表情だったり、
態度だったりに現れているというかね。

皆、とっても良い子ばかりでね。



なんなんだ、ここは!
なんて居心地の良いところなんだ!と。





ベーゴマって、大人も子どもも関係なく勝負するし
どちらも勝つ可能性があって
それが、妙な境界線をなくしているんだよね。
壁が無いというかね。

だから、ベーゴマが強いっていうと
無条件に好かれるし
フラフラしてると、すぐに対戦を挑まれる(笑)



僕は、なぜだか練習では強いんだけど
本番ではまるでダメなので…

今回も成績がダメダメでした。




大会は予選会として
ポイント制の10番勝負を行い
点数上位で決勝トーナメントに行ける。

ちなみに満点は30点。

最近、ベーゴマにハマりだした
小学校1年生の娘は善戦しましたが0点。

僕は7点でした…はぁ。



しかし、息子がやってくれました。

予選を16点獲得し
見事決勝トーナメントに。

初めて戦う強豪たちを前にして
1勝を勝ち取るものの、
勝ちあがりに必要な2勝目を勝てず…


決勝トーナメントの1回戦(つまり準々決勝)で敗退。





だけども、息子の顔というか
あの真剣な顔、
勝負をする顔を見られるのは幸せです。

また、負けて泣くのを
必死に我慢する顔を見るのも幸せなもんです。





子どもたちの、この表情を見られるだけで
大儲けってくらいに幸せですね。




ほんと素敵。



わざわざ1時間以上もかけてベーゴマをやりに行くのは、
その真剣な眼を見たいがためなんだ。



じゃ。