9月17日
VPは面白い、実に面白い。
映画を監督したことは無いが、
その他、CMやVPなどに関しての
この試写という作業というか、儀式というか、
ここが最も、VPらしい、CMらしいと
言える部分かもしれない。
それだけ試写という場には
様々な要因が詰まっていて、
色々なドラマもあり、本当に面白い。
いや、しかし、僕自身が
リングに上がっている以上、
僕自身がボコボコの滅多打ちに合うことだって
たまにじゃなく、よくあること。
そう、言うなれば試写の場は
リングのようなもの。
僕の作った、繰り出した映像を、
パンチを、お披露目する。
で、相手はクライアントさんであったり
たまに身内であったり、自分自身であったり、
全く検討違いのところから、
後ろからパンチが飛んでくることもザラでね。
まあ、この試写の場で僕は
度胸も、根性も、気合もついたと思っている。
映画の場合であれば、
おそらく、公開してから、
お客さんから貰う批評というか意見。
暖かいのもあれば、冷たいのもあるでしょう。
VPの場合は基本がインナー使用なので、
外からの意見は基本的には無い。
だから、このオフライン試写のこの場で
批評や意見が出る訳だ。
で、最も鍛えられるのは、
この場で、多い場合は会場に数十人の
クライアントから貰う質問や意見。
時には、演出意図の説明をしなければならず、
その意図は、この映像から伝わらないです。
とか平気で面と向かって言われるし、
面白くないから、面白くして欲しい、
どこがどうとか言えないけど…とか。
本当に滅多打ちに合うことだってある。
そんな時は死ぬほど辛い。
今回は、そんなことはありませんでしたが
まあ、毎回毎回色々なことがあって
楽しいと言えば、楽しいし、
辛いと言えば辛いのですから
楽しいと言っておきましょう。
また、来週にリングに上がります。
その時は、祝福か表彰されるはずだと
勝手に思っていますよ。
じゃ。
