新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

何も無いことの幸せ。

6月1日
何も無いことを 焦り や 憤り として
捉えることなど、簡単なことだし、
誰でも出来ることだろう。

まして、自分の努力の足りなさを
不運とか運命とかいう
自分ではどうにも出来ない力のせいにする
なんてことも簡単で簡単でどうしようもないことだ。

ああ、今日も仕事が無かった。
これは俺が不運だからだ、
これも俺の運命なのか…と
言うことや考えることは簡単なことだ。
そう、どれだけ努力しても
それが徒労に終わることもある。
努力は実らないことも多い。

でも、それでも、努力をして見るのは
運、不運や運命などを信じていないことと似ている。
だって、これが運命ならば、
努力の有無に結果は関わっていないのだから。

まあ、色々と他の事柄も絡んでいるんだろうが、
とどのつまり、ダメなのは自分のせいで、
良かったのも自分のおかげなのだということ。

どんな結果にせよ、
その種をまき、
その実を食べることが出来るのは自分だけ。

つまりだ。

こうして、暇をぶっこいているのは
自分がすぐに仕事に入れるような努力を怠ったからで
運や運命などでは無い。
全て自分がそう仕向けた結果である。

と、考える。

だから、むしろ、この自由な時間を楽しむべきだろう。

何も無い、何もしない時間を
幸せだと思うことは
難しいことかもしれないと思っていたが
案外簡単のことでした。

さ、明日も何も無いぞ。

じゃ。