新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

目論見 もくろみ

11月14日
昨晩、遅くまで作業を進め
今日になって
プロデューサーから
追加の書類も届き
体裁を整た。

3週間ほどかかったが
なんとか、
まともな

企画書が完成した。
いや、後一枚だけ
足りない書類はあるが、
会社の子が作ってくれる
予定になっている。

そして、明日、
プレゼンに望む連中と
軽い打ち合わせをして
また、数日後のプレゼンに望む。


どうなることやら。


いや、受注を勝ち取るにしても
その過程はこの場合非常に重要である。
なぜなら、企画書では
全部書いてあるようで、
全部は書いていないから、
それに、プレゼン後に行われる
質疑応答で何を言われるか
また、何を言ってしまうかでも
その内容は大きく変わってしまう。
濁した回答で逃げる手もあるが、
それでは、万が一に落としてしまった場合
原因の一端になり兼ねない。


さて、今回、
決められた規格書類の枠組みから
はみ出さずにして
うまいこと綺麗に見られるように
手間をかけてみた。
こんなことができるのも
PC様々だし、フォトショップ様々である。


まだ、プレゼンまで数日あるというのに
自分の描いた目論見通りに
行くかどうかを考えると
ドキドキしてくる。
すでに何度か経験した
プレゼンではあるが、
やっぱり緊張はするものだ。


以前、プレゼンした時、
僕よりも何倍もプレゼンを
経験したはずのプロデューサーの
ペンを持つ手が震えていたのを思い出す。
口調が若干固くなっていたのを思い出す。

その時の僕は
全く緊張していなかったのだが…

しかし、今回、
事前の段階から緊張を予感しているのは
それだけ、この企画に
強い思いがあるのかもしれない。
完成すれば、絶対に面白いものになるはずだし
この手のビデオにありがちな
説教臭さや、説明書的な画像は一切ない。
思い切ってばっさりと切ったのだ。

そんなものは、

必要無い

として。

そこに自信はあるが、
それがクライアントの望むものかどうかは
プレゼンの出来次第だと言える。
恐らく、はなから予想していなかったであろう
この企画にポンッと気持ちを引き寄せられれば…

そこに勝機がある。

冷静なプレゼンでなく
熱いプレゼンをやってみようかと考えている。






と、まあ、
そんな訳でここ数日の間
ルノアールに行き通しだったりしたが
その日々も一端終る。
また、受注後には行き通しになるけど、
明後日以降は少し楽になるかな。

営業にも行かないとね。

忙しくしないとね。




ぼちぼち、忘年会の連絡も頂いています。
でも、僕は今年を


一生忘れることは
無いと思います。

それだけ、
大変で辛い年でした。


じゃ!