6月27日
8月中旬にクランクインする
映画「卒業写真」の打ち合わせのために
制作会社へ向かう。
本来の目的は演出部と監督の顔合わせである。
元々、僕と監督とは
映画「千年火」以来の付き合いだが
今回、セカンドとサード助監督に
呼んだM木とI嵐は監督と面識がない。
大体、面識が無い相手と
すぐに仕事をするのは
いささか気が滅入るもんで
それは監督も助監督たちも同じ。
で、7月の準備開始前に
監督と助監督の顔合わせをすることにした。
その後は懇親も含めて飯でも食いますかと。
だが、打ち合わせしてみると
なかなかどーして、
前回(約1ヶ月前)の状態から
大きく進展していないことがわかった。
監督とセカンド・サードは先に飯処へ移動してもらい
僕と制作F本さんで今後、
これからの対応策を話し合う。
そもそもが人手が足りていないのである。
頭脳労働隊と実行部隊の数が。
インまで約1ヶ月半あるが
その両方を同時に進行させるには
大変な労力が伴うのだ。
で、このままでは ちょっとやばい と
監督オーダーとこれからの対応策を・・・
撮影日数の確定
総合スケジュールの算出
実行に伴う全ての情報の整理。
そんなことをしてたら
さすがに時間がかかり
先に出た助監督から
『まだですか?』と電話が鳴る。
『君らのギャラの話しをしてるんだよ』
『え?・・・ごゆっくり!待ってます!』
まあ、状態が状態なので
情報の確定までこぎつけられなかったが
明日以降、大変なことになることがわかった。
今後、九州と東京で出演者オーディションがあり
メインキャストも決めないとならないし
オールスタッフへの連絡も山積み。
いや、今から始めると考えれば納得か。
7月1日から始動しようと思っていたが
どうやら、明日から動かないと駄目みたい。
つーか、今日からか。
映画『卒業写真』準備開始!!!
じゃ!