新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

ララバイ

6月3日
抗生物質ビシッと腹痛を止め
下痢から便秘へ移行した。

このビシッと効き加減は
インドネシアでの腹痛を思い出す。
あの時も猛烈だったが
今回は長かったため体力の消耗を大きく
あれだけあった体重も3キロダウン
見た目に変わらないのがたまにキズ。

もう逃げたしたいと言いながら
逃げられないこともあり
昨晩なんとか構成案をあげ親分にメールする。
しかし、それだけでは終わらない。
もう一本構成案を作らなければならない。
すでに昨晩のうちに体力は使い果たしたので
逆算打法に切り替える。
朝6時に起きて昼過ぎまでに書き上げ
夕方の打ち合わせに間に合わせる!
睡眠不足で朦朧としていても進むものも進まないし
出来たものもたいしたことないはずだ。

ともっともな大義名分を 掲げ床につく。

で、14時に構成をあげ山手線に揺られているわけだ。
その間に何度か先に作った構成案の直しをやり
親分が仕事でメールを見られない間に
サクサク仕事を進める。

しかし、これだけ具合が悪くなったのも近年にはなく
久しぶりに”あ、死ぬ?もしかして?”と考えた。
何を大袈裟なと今では思うが
外傷と違い身体の中味は見えないので

仕方がないよね。

話しが飛ぶが
電車の中で若い男女が
「昔、N○Kでやってた
”お笑いまんが道場”てっさぁ…」


”ちょ、ちょ、ちょっと待て〜い!”
”お笑いまんが道場”は日本テ○ビじゃなかったか?

ああ、すっげぇ訂正したい。
日本テ○ビかどうかは俺も自信はないが
N○Kでないことだけは断言できる。
それにおそまつくんを書いた作者は赤塚富士夫だけど
お笑いまんが道場のレギュラーじゃないだろう?
手塚先生も出てないよ!
めちゃくちゃな記憶だな全く!!



『あああ!

  乗り過ごしちゃったじゃないか!』

多少、余裕みて出発する癖のおかげで
大事には至らなかったが…

だいたい、曖昧な記憶のままで
会話が成立しているのはどういう訳だ?

そんなことをぶつくさ考えながら赤坂へ向かう。

出来上がった構成案に絵コンテをつけるためだ。
さすがに俺のつたない絵では頼りないので
絵コンテ屋さんを呼んであるのだ。

しかし、問題が一つ。
2本のうち1本は未完成であり
プランも大してできてないのだ。

で、腹も痛くなる。
精神負担だろうか?

抗生物質をほうり込め!

じゃ!