5月13日
5時15分。新宿駅山手線ホーム。
半袖じゃ寒い。
鳥肌が立つ。
自宅へ帰る道すがら。
ホームには朝まで遊んだ連中や
これから仕事に向かうサラリーマン。
電車はガラガラではなく地味に混雑している。
演出部4人の集まりは
『漠然とした期待』
で朝を向かえる。
何も進まないかもしれないし
何も変わらないかもしれない。
変化や進展を期待しているのだが…
ただ何も無い荒野に一人立つより
三人で立つ方が良さそうな気がするだけ。
しかし、馴れ合いは求めていない。
難しいこと
気休めかも
錯覚の可能性
『漠然とした期待』
そんな期待をしたくなっただけ。
『多分、明日は晴れる』
そんな言葉と何も変わらない。
× × × × ×
子供がかわいいのは
自分に似ているからじゃないだろうか?
どんなに自信がなくとも否定することはできない。
それに今まで毎日見てきた顔だ。
慣れてるしな。
二人の子供は日に日に大きくなる。
息子は抱っこするだけで腰が痛くなるし
生まれたばかりはたった3キロだった娘は
5キロを越え、
片手で抱っこするにはいささか重過ぎる。
だけどうれしい。
寒さもあるが
腰が非常に痛いのは
子供が大きくなった証拠。
歓迎すべき痛みか。
富士そばで特盛そばを食う。
普段から眠たそうな顔だろう若者がダラダラしてる。
夜より朝方の方がダラダラした光景をよく見るが
何故だろう…
息子や娘もいつかダラダラするのだろう。
少し楽しみである。
じゃ!