3月6日
先日撮影したVP１のオフライン編集に入る。
映像素材をPCに取り込んで
自分の繋ぎたいように繋いでいく。
撮影の次に楽しい作業である。
しかし、これが試写をやった後での
直しの編集や問題回避用の後ろ向きな編集だと
楽しさは半減というか全くなくなってしまう。
つまり、この第一回目の編集が
もっとも大変で、もっとも楽しい時間なのである。
都合、気が付くと朝までやってたなんてこともあり
大変に身体に悪い作業でもある。
さて、今日から始めようと思うが
頭から順々に繋ぐ前に
ばらばらに撮影した素材を
パートパートで荒く編集して
合体させる方法を取る。
荒編集でおおよその尺も見えるし
全体の流れも掴める。
台本を書いていた時には
見えなかった物も見えてくる。
で、通常この手の作業には
アップルのファイナルカットプロを使用する場合が多い。
が、今、目の前にあるのはWinマシンで
編集ソフトはアドビのプレミアプロである。
僕にとってはアップルであろうが
アドビであろうが関係ない。
思い通りに繋がればいいのである。
細かい作業は本編集の箱でやればいい。
と考えている。
確かに、この手のソフトで編集した素材を
出しにして本編集に持っていき
白完として使用する仕事は多い。
今回もそうだ。
だが、しかし、だが、しかし、
細かなエフェクトや熟練が必要とされる編集は
時間をかけてプレミアでやらなくても良い。
短時間で編集室でできるのだから。
そう、今、編集の真っ最中に
メールを出すのを忘れてたので
自分のPCを開いた訳だ。
ついでに、日記の更新をと。
作業に本腰が入ると
多分日記どころではなくなってしまう。
楽しいから。
じゃ、編集しまっす！
追 記
深夜2時30分。
気が付いたらものすごく腰が痛い。
夢中で編集していたらあっという間に深夜だし
ものすげー腰が痛い。
ほぼ半分が終わったところだが
予想の尺を大幅に超えている。
予定では7分の折り返しを
10分まで押してきているのだ。
確かに、今回のVPには厳密な尺がない。
しかし、当初の企画書には15分から17分とある。
俺が書いた企画書じゃねーと言えばそれまでだが、
そんなことは言わないし言えない。
決まってはいないが目指す尺は必要だしね。
しかし、現状このままだと
確実に20分を越す大作になってしまう。
ご存知の通り市販のVHSの尺は
60分とか120分とかあるが
この手のビデオには15分や
30分のビデオが使用される。
尺が短いということは
それだけコストも安いということでもある。
つまり、予定の15分をオーバーすれば
30分テープになってしまい
コストが大きく変わってくる。
これは非常にやばい、切実にやばい。
あらかじめ予算は決まっている。
尺のオーバーはそれだけで
予算を追い詰める結果ともなりうるのだ。
さて、どうしよう…
とりあえず、繋ごうと思う。
完成尺が20分でも30分でもいいから。
それから過剰と思われる部分を削ぎ
最低限必要なものだけ残し
スリムな尺にするしか方法はない。
自動でそれをやってくれるソフトがあれば
すぐ買う！
削ぐのが一番難しいからだ。
人に言われて削ぐのは簡単だが
自分で削ぐことはかなり難しい。
まだまだ甘いのだろうが、
切りたくないものは切りたくないのだ。
さて、今からまた続きをやろうと思ったが
結構いい時間なので
明日改めて、繋ごうと思う。
楽しみはながーく
苦しみはみじかーく
ギャラはたくさーん
だと一番いい。
それができたら、今頃豪邸に住んでいる。
あ、そうそう、明日は
『丸い卵も切よで四角』のひし君監督の
現場に遊びに行こうと思っている。
あの先輩監督が出演するらしいし。
何を買っていこうかな。
じゃ！
※面倒だったので
太字とか色とか使いませんでした。
やっぱり、そういうことした方が
読みやすいのかしら？
