2月22日
VP１の台本打ち合わせ。
クライアント先に出向き
第2稿に関しての意見を聞く。
前回の打ち合わせよりも
直し箇所が細かくなり
いよいよ大詰めの感もなきにしもあらず。
すでに撮影まで数日と迫っているため
急ピッチで直しを進めないとならないが
いかんせん、他の作業もあり…
いや、これは言い訳にすぎないだろう。
だから止めておこう。
さて、そんな打ち合わせが終わった後は
すぐに
キャスティングの打ち合わせに入る。
台本の変更箇所が見えているので
それに合わせた配役を考える。
オーディションのような大それたことはなく
写真とキャスティング担当さんの
意見を聞きながら配役を決めていく。
だいたい、
プロフィール写真の80％は嘘っぱちだ！
実際の人間とはまるで違うことが多い。
多いというよりも、ほとんど違う、別人。
よくプロフィール写真は3ヶ月以上前の物は
使わないなどと聞いたことがあるが
それも多分全くの嘘、でたらめ であろう。
どう見ても20代の写真で30代が来たりするもの。
逆に30代を希望してても、
写真が若すぎて落としたりね。
女性に限ったことではなくて
男性だって同じこと。
若い頃の写真が好きなのは
わからんでも無いが
こっちのことも少しは考えて欲しい。
会わないとわからないんでは
何のための宣材なんんだかわからない。
もしくは、作品内容によって
使う写真を変えたらいいのに。
いや、こっちの勝手な希望なのはわかっているが
いくらなんでも酷いぜ。
結局、キャスティング担当さんが
この子は写真よりも若いとかもっとおじさんだよとか
情報が入って始めて配役できるというかね。
本当、勘弁してくれって感じだ。
ま、そういうわけで無事に配役は終わった。
で、帰宅して直しにかか…れない。
昨日絵コンテ屋さんに書いてもらった
CM企画コンテ出しが今日なので
出しの前に一言、付け加えたくて電話。
「○○のとこのコマさぁ…」
「あそこは実は○○さんが…」
「ええ！マジかよ。いや、でもさぁ…」
細かくは言えないが
企画コンテに反映されていない
僕の演出意図を眼鏡制作○本くんに託す。
「じゃ、決めてきてくれ」
「はい、がんばります」
「で、スタッフィングのことだが…」
昨日、夜にメールで今回の
CM撮影のスタッフを考えた。
撮影は誰で、スタイリストは誰さんで、とか。
もうすでに期末に入っているので
皆さん忙しいだろうから
早め早めに連絡をしたかったのだが…
まずまず、希望通りのスタッフィングができたと思う。
よく、大先輩の村本さんが言っていた
『スタッフィングがうまくいったら
後はやることが無いんだよ監督は…』
当時はそういうものかなぁと思って聞いたが
いや、そんなことはないですよ村本さん！
やることだらけじゃないですか！
つー訳で台本の直しとコンテ作成の締め切りが
またしてもダブってしまった。
しかも、明日は朝からロケハンが入っている。
今、現在23時30分だが
まだどちらにも手をつけていない。
演出コンテの方は結論が明日になっているし…
て、ことは今日は直しに集中できる！
というスケジュールなんだが、
どうにも、こうにもやる気が起きないのだ。
ぼーっとしちゃう。
こんな時に無理して書いても多分駄目な文章になる。
美術作成用の原稿も作らないとならないが
それもまだやる気が起きない。
ぼーっとしちゃう。
ただ、ただ、熱いコーヒーを淹れ
ぼーっとしちゃう。
今日はこのまま寝ちゃう？
甘い誘惑のささやき声が聞こえてくる。
どこから？
自分の心からさ。
じゃ！おやすみ！
