新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

思い遥かに

5月12日
さて、いよいよ本格的なGW突入です。

え?一体どういう話題の展開なんだ?
いやいや、結局GWはぽつぽつと仕事が入っていて
GWなのか、そうなのか、どうなのかっていう感じだったので。

つーか、今月は既に仕事が無い。

これがフリーランスの運命・宿命とも言うべき状態。
この状態をどれくらい踏ん張れるかで
来月や再来月の状況が変わってくるのだ。
そうそう、もうぼちぼちしたら、確定申告の還付金が入るはずだし。
そういう風に出来ているのかもしれない。

ま、そういうことで、今月は題して『営業強化月間』として
営業活動に精を出す計画です。

この営業活動こそが
明日への未来というか、明日の飯代というかなのだ。
営業して即仕事なんてことは
あまりないが、確実に『俺』を印象付けられる。
”あ、そうそう、ハセがこないだ来ていたなぁ”と
思い出してくれるだけでOKだ。
その思いは次の仕事への希望。

さて、今までの営業活動は
単純に制作会社に赴いて

「ういっす!どうっすか?忙しいっすか?」

なんて、やっていたのだが
今月の営業は少し違うことになりそうだ。

そう、今までの営業はあくまで”助監督”としての活動であった。
これからは”演出”としての営業にシフトするのだ。
つまり、フラリと行くのではなくて
プロデューサーにアポイントを取り
確実に会わないとならない。
そして、営業ツールとして出すのがビデオテープ。
演出した3本のCMが入ったビデオテープ。
社員ディレクターのようにわんさか演出してから
フリーになったわけじゃない。
俺は、地を這いながら棚から牡丹餅を得た男なのだ。

たった、3本かもしれないが
俺の全ての3本でもある。
そして、このビデオを制作会社に持っていくことは
つまり、その会社からは助監督の仕事は来ないことにもなる。
大きな賭けでもある。
もう少し、本数を増やしてからとか
もっと自信のあるCMを作ってからとか色々考えた。

が・・・

とりあえず動こうぜ!
やってみて駄目なら逆戻りだっていいじゃないか!
今月の営業で全てが決まるわけじゃないぜ!

すぐには”演出”として認められないかもしれない。

でも、行かないと前には進まない。
人生は短い。
恐らく、後40年か35年だろう。
折り返しなんだ。

行こう、前に。

選択の余地はない。

明日、作品集を作りに制作会社に向かう・・・
新たなステップへ

PS:二束の草鞋生活もいいよね。
  結構、魅力的だよ。
  何でもダブルだし。うふふ。

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■2005年ベルリン映画祭キンダーフィルム部門出品作品
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■2005年2月12日渋谷UPLINK X
 2005年2月24日ゆうばりファンタスティック映画祭
 オープニングナイト作品
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