新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

久しぶりに楽しかったと大きい声で言える

2017年6月24日

いや、これまでにも楽しかった仕事は正直山ほどある。

が、あえて今回はブログに書くほど楽しかったと

あえて書こうと思う。

 

あえてだ。

 

まあ、他意はないよ。

 

さて、今さっき仮編集が終わったところなんだが

今回は高校生向けのビデオ教材作品三巻組みで

撮影日数が5日間も必要なほど込み入ったものだった。

まあ、映画ではないのでドラマ性的なものを

それほど強調してはいないのだが

やっぱり見る人から見ればドラマ性が強いと言われるでしょう。

毎回毎回僕が作るVPはそう言われているので

慣れていますがね。

 

まあ、高校生物ですから舞台は学校に必然的になる訳ですよ。

学校となると撮影場所とか諸々制限のある撮影設定な訳で。

 

都合、脚本を書く段階から色々と釘を刺されていたんですが

今回、僕のチャレンジは久しぶりの「主人公が女子」いや

「女子たち」です。「たち」にするのは初めての試み。

 

まあ、基本お勉強ものですから

セリフには難しい文言がたくさんありますし

どう読むのか分からない単語も出てきたりします。

でも、それらの文言を女子たちに落とし込みます。

今回のテーマをどうしたら語れるかと考えて考えて

2秒で出た答えが「演劇部」という設定でした。

 

我ながら全ての事柄を説明するのに事足りる設定に感服。

 

で、その撮影が楽しいのなんのって

もう筆舌に尽くしがたいです。

いや、女子だからってだけじゃありません。

毎度おっさんばっかり撮影してるからでもありません。

 

それは、多分、演者たちの若さと今を楽しんでいるとう雰囲気、

この二つが撮影で殺伐とした撮影おっさんたちを暖かくしてくれたのです。

また、びっくりするほどのセリフ量があったんですが

ほぼ完璧に覚えてきてくれて、、、

 

役者である以上、俳優である以上、

セリフを覚えて現場に来るのは常識ではあるんですが

半ば諦めていた分量でしたので

本当にびっくりを通り越して尊敬でした。

 

そんなこともあって

現場の雰囲気は最高の最上の特上で

いっつもどっかで笑い声がしていました。

 

エキストラに来てくれた子たちも

気がつけば演者たちと仲良くなっていたりして

「演劇部」という雰囲気作りに貢献してくれました。

ありがとう。

 

撮影最終日の最終カットの時には、

「もう終わり?もっと撮影してたいんだけど?」

 

と真顔で言ったら微妙な顔されましたが

でも、きっとみんな僕と同じ考えだったと思ってます勝手に。

 

 

近日中にこの教材ビデオのタイトルは発表になると思います。

 

ほいほいと購入するビデオではありませんが

予告編の公開がありますので雰囲気だけでも味わって貰えればと思います。

 

 

最終日にみんなと記念写真を撮ったんですが

平均年齢18、19とかいう面子に

おっさん(44歳)は一人、

体を小さく膝を合わせて座ってしまいましたとさ。

 

 

編集が終わって、見終わって、

おお!これは!と思ったこともあって

あえてブログに書いてみたりしました。

 

 

キャストのみんな、スタッフのみんな

今回(も!)ありがとうございました!

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※おっさん以外はボカしました。

 

また、やろうぜ。

 

 

長谷 巌一郎