新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

親ばかなんじゃない

10月8日

親馬鹿なんじゃなくて、

すでに自分自身が馬鹿になっているのだと思う。

昨日の段階で仕事の大半を終わらせ

今日、明日、明後日の三連休を

完全に明けっ広げに調整する。

それもこれも9日にある

娘の幼稚園の運動会のため……

いや、運動会のためなのは、嘘じゃないが、

ここまで調整して運動会に焦点を合わせるのは

むしろ自分のためだと言って間違いない。

すでに何度か記事にしているが、

今年の幼稚園運動会は、

ラストイヤーを締めくくるにふさわしく

パパさん応援団の応援団長をやることになっていて

今日までの空いた日を見つけて

進行台本まで書き上げている。

書きながら思っていたのは、

娘の喜ぶ姿を通り越して、

園児全体、会場全体を盛り上げること。

そのために台本を書いた。

だが、それを実現させるのは自分ってのが

多少、不安というか頂けない部分ではある。

で、先週、その台本は一度テストで使って

いくつかあった問題点は昨日の段階で入れ込んでおいた。

つまり、この段階ですでに第二稿だ。

それも、実践、練習で使用してからだから

割りと完成度の高い第二稿。

これを下地にして当日、

アドリブも入れて完成予定だ。

と、結局は、誰よりも自分が楽しければ良いと思って作った。

自分が楽しければ、皆も楽しい、

皆が楽しければ、それは、そう、つまり、幸せ!

だから、まず自分が面白くないとね。

さて、小劇団を旗揚げして3公演までは

やったことのある身だ。

また、うん百人規模のエキストラを

大声張り上げて動かしたりもしてた身だ。

恥ずかしいことなんて、大してない。

単純にモードを切り替えるだけ、

スイッチをONにするだけのこと。

いや、すでにスイッチはONだ。

今日は幼稚園で、明日の運動会の準備がある。

用具を出したり並べたりする日だ。

そして、僕だけの準備もある。

応援団用に入場曲、退場曲のCDを準備することだ。

これがあるか無いかで大きく違う、気分が。

担当の先生にそっと渡す。

「これ、どのタイミングで?」

「明日、台本を渡しますから、

 そのタイミングで鳴らしてください」

シビアなタイミングではないが、

あまり、大きく外れてもらうのは困る。

まあ、困るといって、

担当の方にプレッシャーをかけても悪いので黙っておく。

台本を見ればわかる。

見ても分からなかった場合は、

俺の合図で出せ、しかない。

いや、だから、そんなにシビアじゃない。

考えれば考えるほど

シビアなタイミングを要求してしまいそうなので

この辺りは考えないでおこう。

そんな運動会前日。

娘よりも俺の方が緊張してるかもしれない…

いや、成功は約束されているようなものなんだが、

その成功の仕方にこだわりたいのだ!

じゃ!